1.動物病院を利用しない
「猫に病院は必要ない」などと思ってはいけません。
今の世の中、人間だけではなく、猫界も長寿の時代となっています。
つまり、健康的に長く暮らすためには、一年に1〜2回ワクチン接種や健康診断などが必要となります。
完全に室内で暮らしていても、家を出入りする人間がウィルスや菌を持って帰ることが多くあります。
気がついた時には病気が進行していたという悲しい事にもなりかねません。
2.不規則な生活
食事時間や就寝時間の決まっていない生活は、猫にも人間にもよくありません。
食事や睡眠のバランスが良ければ、排泄等の腸内環境も整ってきますので、健康体を維持できる可能性が高まります。
猫は人間と暮らすようになってから、人間のライフスタイルに歩み寄るようになりました。夜に長く眠るのはそのためです。
不規則な生活は、生き物にとって良いことは何もありません。
3.大きな音を立てる
足音やドアの開閉、食器のガチャガチャ音など、苦手な音を聴き続けると猫にストレスが溜まってしまいます。
猫は聴覚が大変に優れている動物です。
200メートル近く離れていても一緒に暮らす人間の音を聞き分け、玄関で三つ指をついて待ってくれます。
その猫に、毎日騒音のような音を聴かせてはいけません。
4.塩素系の洗剤で掃除
掃除に、塩素系など臭いの強い薬品を使ってはいけません。
排水溝やトイレなど、綺麗に掃除しているから猫に優しいと思ってはいけません。
人間も嗅ぎすぎると身体を壊してしまう塩素系などの洗剤、匂いの強い洗濯用の洗剤は猫にとっても害になります。
吐く回数が増えることがあり、注意が必要です。
5.猫トイレの掃除ができておらず不衛生
猫のトイレ掃除を適当にしていると、猫が病気になってしまい危険です。
猫にとってトイレは大切な環境です。綺麗なトイレでしか排泄をしたくないので、不潔と感じたトイレでは我慢をしてしまいます。
元々、水をあまり飲まず体質的に少量しか尿を出さない猫の身体は、尿路系に問題が起きやすいため、猫トイレは綺麗にしておかなければなりません。
ひと月に2回は、必ず水洗いをして見えない汚れや臭いまで取り除いてあげましょう。
まとめ
猫に悪影響を及ぼすことも!今すぐ改善すべき『飼い主のNG習慣』5つについてお伝えいたしました。
人間とは動物種が違う猫ですが、人間の生活に文句を言うことはありません。
態度で示してくれれば良いのですがそれもなく、猫はひたすら黙ったままで耐えているのです。
そして猫の体調は悪くなり、そのとき初めて人間が気が付く場合が多いのです。
猫に悪影響を及ぼす習慣は、猫のためにもすぐに見直してくださいね。