猫が目を開けたまま寝る理由
猫はよく眠る動物で、1日16時間程度寝ています。
可愛らしい寝顔のときもあるのですが、目を開けたまま寝てしまっているときもあるのです。
なぜ目を開けたままなのか、その理由は以下のようなものがあります。人間と同じよう理由もありますよね。
- ウトウト、リラックスしている
- うっかり
- 癖
- 夢をみている
今にも寝てしまいそうなとき、その猫の癖などで目が開いてしまうなどがあります。
また、猫も睡眠中に夢を見ている可能性があると考えられています。
夢をみているときは、目が開く以外に鳴いたり、足やしっぽを動かしたりもします。
猫が目を開けたまま寝ても大丈夫?
1.瞬膜があるから大丈夫
目を開けたままの猫の目が白目のようになっていることがあります。
これは「瞬膜」という白っぽい膜のようなもので、まぶたの内側にあり、出し入れ可能でゴミが入らないようにしたり、目が乾かないようにしたりしているのです。
瞬膜はまぶたを閉じると出て、目を開けると戻るのですが、猫によってまぶたは開いているのに瞬膜は出たまま寝てしまうのです。
2.涙液があるから大丈夫
瞬膜を出さずに寝てしまう猫もいます。目は開いているのに動かないのでびっくりしてしまう飼い主さんもいます。
目が乾かないのかと心配になってしまいますが、猫が目を気にしていなければ大丈夫です。
猫が目を開けたまま寝ているときに注意すること
1.起こさない
目を開けて寝ている姿が心配だったり可愛いと思ったりしても、そっと寝かせてあげましょう。
寝ているところを構われて起こされると猫はストレスを感じてしまいます。
飼い主さんを嫌いになってしまうこともあるでしょう。
また、ストレスは病気のきっかけになることもあるのです。
2.目に腫れなど異変があるときは動物病院を受診する
寝ているときだけでなく起きているときも瞬膜が見えていたり、瞬膜が腫れている場合は、病気の可能性があります。
瞬膜が赤く腫れて飛び出してしまうチェリーアイという病気、アレルギーや結膜炎などの炎症、脱水、ストレスなどが考えられます。
まとめ
猫が目を開けたまま寝てしまうのは、「リラックスしている」「猫の癖」「夢を見ている」ことなどが理由として挙げられます。
目を開けたままでも、瞬膜という目を保護する膜が出ているので大丈夫です。
目を開けて寝ていても起こさずにそっとしておいてあげましょう。
しかし、瞬膜が腫れているなど、猫の目がいつもと違うときは動物病院を受診しましょう。