猫の反応が急に鈍くなる原因とは?
「名前を呼んだらすぐ振り返る」「大きな音がした瞬間すぐ逃げる」といったように、猫は何かが起こった瞬時に反応を見せることが多いです。
そんな猫でも<あること>が原因で、反応が鈍いことも…!?
今回は猫の反応が鈍い時に考えられる原因について紹介をしてまいります。
愛猫の反応が急に鈍くなって疑問に感じたことがある人や、動きが鈍くなった時の猫の気持ちについて知りたい人のお役に立てたら幸いです。
1.眠くなっている
ついさっきまで寝ていた時や、今から寝ようとしている時に反応が鈍くなる猫は多いです。
人間でも、寝起きに声をかけられても寝ぼけてしまってすぐに返事ができなかったり、すぐに行動にうつせないことってありますよね。それと同じです。
猫が寝ている時や寝落ちしそうな時は、できるだけ話しかけたりせずにそっとしておいたほうが好ましいでしょう。
2.他のことに集中していた
何か別のことに集中している時に話しかけられても、いまいち反応が鈍良くない猫も多いようです。
例えば目の前に虫などの獲物がいたり、大好きなおやつやごはんに夢中になっていたり、おもちゃで遊んでいる真っ最中だと、他のことに対する反応が鈍くなることがあるでしょう。
ただし、猫によっては何かに集中している最中でも他のことに機敏に反応する子もいるので、その時の状況や猫の性格によって変わってくるといえるでしょう。
3.体調が悪い
猫の体調が悪くて反応が鈍くなっている時は要注意です。
嘔吐や下痢、元気がない、歩き方がおかしい、食欲不振、からだの一部を怪我していたり庇うような動きをする…。
これらのような異変が見られる場合は、体のどこかに異常や痛みがあるせいで反応が鈍くなっている可能性が考えられます。
そのため、できるだけ迅速に動物病院を受診することをおすすめします。
大きな原因が特に見当たらないのにある時からずっと反応が鈍い場合も、実は目に見えない部分で異常が起こっていたり病気が進行している可能性もあります。
「異変が見当たらない=健康」と決めつけずに、やはり動物病院で一回診てもらったほうが望ましいでしょう。
まとめ
いつもはすぐに反応を見せる子が突然鈍くなってしまった場合は「すぐに反応する余裕がない」ということでしょう。
余裕がない理由が、寝ている時や何かに集中している時だから、ということであれば心配する必要はありません。
しかし、体調不良を起こしている、体に何か異常や痛みがあって、反応が鈍くなっている場合もあります。他にも何か以前と変わった行動はないか、食欲や排泄に問題はないかを確認し、気になる点があれば、できるだけ迅速に獣医師に診てもらったほうがよいでしょう。