猫と過ごす1日のタイムスケジュール!!
猫はあまり手がかからないと言いますが、実際にはどうなのでしょうか?
今回は、猫と過ごす1日のタイムスケジュール(平日)の例を紹介いたします。
1.起床(6:00頃)
朝6:00に人間が起床した段階で、猫は既に起きているケースが多いでしょう。
まずは、ご飯やトイレ掃除の催促をしてきます。この2つはとりあえず優先してあげてください。
猫の要求を先に済ませることで、しばらくの間は人間の用事に集中できるようになるからです。
2.パトロール&遊び(7:00頃)
猫は朝食やトイレを済ませると、室内のパトロールを始めます。
パトロールを一通り終えると、甘えっ子な猫は出勤前の遊びの催促をしてくることがあります。
ほんの数分で満足することが多いので、少しだけ構ってあげると喜びます。
手が空いた時間にもう一度トイレの確認をして、留守中の飲み水を用意しておきましょう。
食事の回数を細かく分ける場合は、ドライフードも少しだけ置いておくと良いでしょう。
3.外の観察&お昼寝(8:00〜14:00頃)
猫は動くものに興味津々です。外を行き交う人々の様子や、バードウォッチングなどを好み、窓際でよく眺めています。
外の観察を終えるとお昼寝タイムに入ります。これが思った以上に長いので、初めての方は心配になるかもしれません。
でも大丈夫です。猫は1日に10時間以上は眠ります。その大半は浅い眠りで、うとうとした状態を繰り返します。
個体差はありますが、飼い主さんが仕事や学校で留守にしている時間帯はのんびりしていることが多いので、案外寂しくはありません。
4.活動モードへ(15:00~17:00頃)
猫は夜行性だと思われがちですが、正確には「薄明薄暮性」という習性です。これは、薄暗い夕方や朝方に活動的になることを指します。
お昼寝から覚めた猫は、お水を飲んだりトイレに行ったりしながら、体を徐々に活動モードへと切り替えていきます。
少し大きめの蹴りぐるみなどを置いて出かけると、ひとりで狩りごっこを楽しんでくれるでしょう。
5.飼い主さんと過ごす(20:00~22:00頃)
帰宅した飼い主さんを出迎えてくれるかどうかは、正直愛猫の性格次第です。
反応はまちまちですが、どんな猫でも帰宅したことにほっとしていることは間違いありません。
帰宅後は起床後と同様に、ご飯やトイレ掃除の催促が始まります。まずはこの2つを優先しましょう。
甘えっ子な猫は、飼い主さんにべったり甘えてくるかもしれません。自分の用事を済ませながら、話しかけてあげると喜びます。
遊びモードのスイッチがONになっていることも多い時間帯なので、ある程度やることが終わったら遊んであげましょう。
猫はひとり遊びが上手ですが、飼い主さんと一緒に遊ぶことも大好きなのです。
6.就寝からの…運動会!?(23:00以降)
人間の生活リズムに合わせて行動する猫は、飼い主さんが布団に入ると眠りにつきます。一緒に寝てくれる猫もいて、とても幸せな瞬間です。
しかし、必ずしもそうでは無い場合も。
深夜や早朝にドタバタと走り回ったり、布団を占領されたりで眠りの邪魔をされる可能性もあります。
ある意味猫らしいともいえる猫は、3:00や4:00に容赦なく起こしてきます。起床時間が6:00よりも早くならざるを得ない飼い主さんも少なくないでしょう。
休日はどう過ごす?
飼い主さんがお休みの日は、どのように過ごすと喜ばれるのでしょうか。
猫は、自分自身の体内時計を基準に、ルーティーン化した生活を送る動物です。
基本的にはお休みの日も、日中のお昼寝は妨げないほうが良いでしょう。
休日の過ごし方としては、愛猫が甘えてきたら応えてあげるというスタンスが理想です。
まとめ
今日のねこちゃんより:ファーファ♀ / 5歳 / ペルシャ / 2.7kg
猫は手がかからないという噂は嘘です。実際にはバタバタとした日常が待っています。
それでも猫は、1日のスケジュールが概ね定まっているので、こちらもパターン化しやすいかもしれません。
そして何よりも癒されます。大変なことも多いですが、スリスリ…ゴロゴロと甘えられたらこの上ない幸せを感じられます。
深夜の運動会に関するアドバイスとしては、就寝前に少しだけご飯をあげると落ち着くことが多いでしょう。早朝に起こされることも防ぐことができると思います。
猫と暮らすことは、少し自立した性格の幼児がいるような生活です。
これから猫を迎えたい方は、楽ではないことを覚悟して、上手にスケジュールを立てて行きましょう。慣れれば楽しい生活が待っています♪