猫に『オリーブオイル』を与えても大丈夫?成分や効果、与える際の注意点を解説

猫に『オリーブオイル』を与えても大丈夫?成分や効果、与える際の注意点を解説

各国の研究者が最高の食事方法として推奨する「地中海式ダイエット(=食事という意味)」。健康的に長寿を目指せる食事法として世界的に有名ですが、そのキーアイテムの1つが「オリーブオイル」です。「人にいいなら猫にはどうか?」「猫の便秘に効くらしいけど?」そんな興味の尽きないオリーブオイルを猫サイドからご紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

猫はオリーブと相性がいい?

オリーブの木の下でこちらを見る猫

オリーブを多用するイタリアでは、オリーブオイルたっぷりのパスタが伝統的な猫ご飯です。そしておやつはなんとオリーブの実!

日本の猫たちも瓶詰めオリーブの実を狙ったり、植木のオリーブの葉や枝をかじったり。

マタタビと同じく全部の猫ではないようですが、どうやら猫は本能的にオリーブが好きなようです。

オリーブオイルの成分と効果

お皿のオリーブオイルを救う匙と手

1.オレイン酸

人間では悪玉コレステロールを減らす効果のある「オレイン酸」。猫の場合はどうなのか、まだはっきりとした検証はされていません。

しかしオレイン酸はキャットフードにも含まれていますし、効果が期待できるはずです。

2.ポリフェノール

オリーブオイルにはたいへん抗酸化力の高いポリフェノールが含まれています。

こちらも人と同じ効果なら、体内の酸化を防ぎオレイン酸とダブルで血管にいい効果を与えてくれるかもしれません。

3.脂質

オリーブの植木鉢の中で寝るハチワレ

肉食で炭水化物の分解酵素をほとんど持たない猫は、主にたんぱく質と脂質を分解してエネルギーを作ります。つまり猫にとって「油(脂質)」は、大変重要なエネルギー源。

ただしオリーブオイルのカロリーはバターより高いのです。いくら健康によくても油は油。摂り過ぎは肥満を招いてしまいます。

また油は便通をよくする効能もあるので、便秘の猫ちゃんにはいいかもしれません。

オリーブオイルの与え方

オリーブサラダとロシアングレー

まず効果を期待するなら遮光瓶入りのエキストラバージンオイルを選びましょう。

そして1日量は小さじ1/2から1杯で。それを1回から2回に分けてフードに混ぜます。舐めるようならそのまま舐めさせても構いません。

手作り食なら炒めるオイルをオリーブオイルに変えれば簡単です。

ただし、上記以外の有効成分には熱に弱いものも含まれます。

そちらの効果も期待するなら、お皿に取り分けた後に振りかけるといいでしょう。

まとめ

オリーブオイルと猫

地中海地方の猫は、少なくとも千年以上オリーブオイルを食べ続けてきているとも言われています。

その効能は科学的にはまだ確認できていないようですが、少なくとも害はなく、お腹の健康にはいいようです。

もし愛猫にもいい油をと思ったら、ぜひ良質なエキストラバージンオイルをひと垂らし♪

便秘の緩和だけでも猫の健康状態は飛躍的によくなるはずです。

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