猫が吐いたらどうすべき?チェックポイントや考えられる原因、対処法3つ

猫が吐いたらどうすべき?チェックポイントや考えられる原因、対処法3つ

愛猫が吐いてしまったら、心配になりますよね。嘔吐には様々な原因があります。今回は、主な原因や注意すべきポイント、対処法などを詳しく紹介いたします。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

猫が吐く主な原因

吐く猫

猫は何かと嘔吐が多い動物です。主な原因を紹介いたします。

毛玉を吐く

猫には毛繕いをする習慣があります。その過程で、どうしても被毛が体内に取り込まれてしまうのです。

大抵の場合は便と一緒に排出されるのですが、毛玉の量が多いと嘔吐することがあります。

空腹時間が長い

空腹の時間が長くても嘔吐することがあります。

この場合、毛玉は混ざっておらず、白い泡のような液体や、黄色っぽい胃液や胆汁を吐くことが特徴です。

ストレス

猫はとてもデリケートな動物です。些細な環境の変化や、フードの変更ですらストレスの原因になってしまいます。

ストレスが持続すると胃腸の動きが悪くなり、嘔吐や下痢をしてしまうことがあります。

この場合の嘔吐も、空腹時と同様の特徴があります。どちらが原因かを見極めることが大切です。

危険な嘔吐のチェックポイント

通院する猫

主な要因が分かったところで、次は危険な嘔吐との見極め方を紹介いたします。

何度も吐いていませんか?

それほど心配のない生理的な嘔吐は、極端に繰り返すことがありません。

1日のうちに何度も嘔吐してしまう、もしくは毎日吐いてしまうようであれば診察を受けてください。

ピンクや茶色の嘔吐はしていませんか?

歯周病や腫瘍、心疾患が原因による肺水腫があると、薄いピンク色の嘔吐が見られることがあります。

このような場合は他に症状がでていることがあるので様子見をせずに速やかに対応しましょう。

また、胃や十二指腸に出血があると茶色い嘔吐が見られることがあります。この場合は、胃・十二指腸潰瘍や腫瘍などが潜んでいる可能性があります。

いずれにしても、不自然な色のついた嘔吐がある場合は動物病院を受診してください。

ぐったりしていませんか?

嘔吐の後にケロッと元気になれば良いのですが、ぐったりして食欲がなければ診てもらいましょう。

原因自体が小さくても、元気がないということは衰弱につながりかねません。

嘔吐を防ぐには?

ブラッシングする猫

大きな問題のない嘔吐でも、予防できるものは積極的に防ぎたいものです。

対処法を3つ紹介いたします。

1.こまめにブラッシングをする

愛猫が安全に毛繕いができるように、こまめにブラッシングをして余分な被毛を取り除いてあげましょう。長毛種の猫は可能であれば毎日行うのが理想的です。

特に毛が抜けやすい換毛期は、長毛種はもちろん、短毛種であってもブラッシングが重要になります。

2.食事の回数を増やす

1日の摂取量の目安は変えず、回数を細かく分けることで空腹時間を短くすることが可能になります。

空腹になると嘔吐してしまうことが多い猫は、ちょこちょこ食べるスタイルのほうが適しているでしょう。

可能であれば置き餌はせずに、少量ずつその場で食べる分だけを用意してあげてください。

3.ストレスに気をつける

猫は何事も「変わらない」ことで安心感が得られます。愛猫が大切にしている習慣があれば、崩さないように注意しましょう。

また、季節の変わり目の温度差による物理的な変化もストレス要因の1つです。

その都度過ごしやすいと感じる場所を解放してあげると良いでしょう。

ただし、脱走や浴槽での事故に気をつけてください。

まとめ

抱かれる猫

猫にとって嘔吐自体は身近な現象です。一時的で食欲もあり、元気な状態であれば見守ってあげましょう。

とはいえ、嘔吐の行為が猫の身体にとって負担になることも事実です。

ブラッシングによるサポートや、ストレスケアを行い、愛猫の嘔吐の頻度が減るように手助けしてあげてください。

嘔吐以外にも症状がある場合や、色自体が不自然などの異変に気づいたら病院へ連れて行きましょう。

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