猫が飼い主の『寝起き』に甘える4つのワケ

猫が飼い主の『寝起き』に甘える4つのワケ

普段はそっけないのに、なぜか飼い主が朝起きる頃に甘えてくる…そんな猫は多いようです。なぜ猫は、飼い主の寝起きに甘えるのでしょうか?それにはワケがあるようですよ。

1.要求がある

ベッドで横になる人と足元の猫

猫が朝、飼い主の寝起きに甘えてくるのは、朝には要求がたまっていることが多いから。

お腹が空いていて、早くごはんが食べたい。夜の間に排泄したので、トイレをきれいにしてほしい、などですね。

また、野生では早朝に狩りをしていた猫。

猫は夜行性と言われていますが、正しくは「薄明薄暮性」といい、早朝と夕暮れ時に活発になるのです。

そのため、明け方は元気いっぱいで、遊んでほしくて飼い主に甘えてくることも考えられます。

飼い主が寝ている間、ずっと待っていたのかもしれませんね。実際は甘えてくるというよりは「早く起きてー」という感じでしょうか。

2.温まりたい

猫を抱っこする女性

朝方は、1日のうちで最も気温が下がります。飼い主が寝ている間は、暖房もついていないでしょう。

そのため、寒くなった猫が飼い主に甘えてくっついてきたり、抱っこをねだったりします。

人間にくっついていたら温かいからですね。寒い時期ならではの甘え方かもしれません。

3.飼い主を独り占めしたい

仰向けで人の手を抱える猫

家族や他のペットも一緒に暮らしている場合、飼い主を独占することは、なかなかできません。

でも、飼い主が起きた頃、他の家族やペットがまだ寝ていたら、独り占めするチャンス。

この時間なら、他の人や動物に邪魔されないで飼い主に構ってもらえるとわかっているのでしょう。

本当はいつも甘えたいのに、普段は我慢しているのかもしれませんね。

4.ストレスや病気のことも

上目遣いに鳴く子猫

それまであまり甘えてこなかったのに、急に甘えてくるようになった場合は、ストレスや病気を抱えている可能性もあります。

特に、朝から鳴き続ける時は注意が必要です。他に症状がないかチェックしてみて下さい。

また、去勢・避妊手術をしていない猫は、発情期で外に行きたがり、飼い主に鳴いてアピールしていることも考えられます。

まとめ

窓辺でこちらを見ている猫

朝方の猫はとても活発。そして、飼い主にも甘えてきます。かわいく甘えてこられたら、放っておけませんね。

でも、まだ寝ていたい時間に起こされると、寝不足になってしまいます。

要求に応えられない場合は無視して、その時間はダメなんだということを教えましょう。

無理に起きて要求に応えてあげると、猫も飼い主を起こせば良いことがあると学習してしまい、夜明け前でも構わず頻繁に起こしにくるかもしれません。

可能であれば、起床後に猫の要求に応えてあげられるといいですね。

朝食の支度や出勤の準備などで朝は何かとバタバタしてしまうものですが、猫が一番甘えたい時でもあるので、少しだけ時間を作ってあげたいものです。

そうすれば愛猫も満足して、いい子でお留守番していてくれるかもしれませんよ。

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