ケージ飼いは窮屈!?メリットや注意点は?
猫の生活にケージは必要か否か、とても悩ましいですよね。
実は、上手に活用できればメリットもたくさんあるのです。
ここでは、ケージの利点や注意点を5つ紹介いたします。
1.脱走防止に役立つ
人の出入りが多いご家庭や、修理の業者さんが来る場合に心配なのが「脱走問題」です。
どうしても扉を開けておかなければならないシチュエーションではケージが役に立ちます。
2.くつろげるスペースになる
猫には縄張り意識があるので、誰にも邪魔されずにリラックスできる空間が必要です。
扉を開けたケージを置いておけば、ひとり部屋のような場として活用することができます。
3.イタズラや怪我の予防になる
在宅ワークで集中しなければならない時や、外出中は、愛猫の行動に目が届きません。
猫は好奇心旺盛な動物ので、思わぬイタズラや怪我のリスクがあります。
危険を伴う時間帯のみケージに入れる習慣をつけておくと、猫のほうもルーティーンとして受け入れやすくなります。
4.地震から守ってくれる
ケージは頑丈なので、留守中に地震が起きた場合に愛猫を守ってくれます。
ただし家具の衝撃には耐えられないので、潰されてしまいそうな家具とはしっかりと距離を置くように設置しましょう。
5.必ず解放する時間を作る
何事もメリハリが大切です。ケージを使用する際は、必ず解放して自由に遊ばせる時間を設けましょう。
完全ケージ飼育は不可能です。逆にいえば、短時間や就寝時間帯程度の使用であれば問題ありません。
ケージを置く場所は?必要なアイテムは?
定期的にケージを使用する場合は、次のような環境を整えてください。
猫の生活拠点に置く
設置する部屋は、愛猫の生活拠点になっている部屋を選びましょう。設置場所は部屋の隅が良いでしょう。
エアコンの直撃を避ける
体の冷えすぎや、冬場の熱中症を回避したいので、エアコンの風が直接当たらない場所に設置してください。
ご飯・お水・トイレは必須アイテム
お留守番に活用する場合は、ご飯・お水・トイレは必須です。
これらを置くことを想定し、十分な広さもしくは高さのあるものを選んでください。
まとめ
ケージは窮屈そうなイメージがありますが、正しく上手に使用することで、安心できるスペースとして役立てることができます。
ケージありとなしの生活のどちらが良いかは、ケースバイケースです。
しかし悩んでいるのであれば、生活の一部として取り入れてみるのも良いかと思います。
ちなみに我が家では、肺に疾患を抱えた猫の寝床として就寝中のみ使用しています。日中は見守れる家族がいるので、この方法で落ち着いています。
このようにケージは、病気の子の生活を守る手段としても重宝します。それぞれのご家庭に合わせて検討してみてください。