1.短時間の留守番は気づいていないことも
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猫だけで留守番をさせるということは、どうしても避けられないと思います。普段家にいることが多い飼い主でも、ちょっ とした外出で猫に留守番をしてもらうことはあるのではないでしょうか。
猫は短時間の留守番なら、まったく問題がありません。近所の買い物などで、30分程度留守にしたくらいでは、飼い主がいないことに気づいていないこともあるそうですよ。
2.ほとんど寝ていて寂しくない
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飼い主が仕事などで1日中家にいなくても、猫はそれほど寂しいとは感じていないようです。留守の間ほとんどを寝て過ごしているからです。居心地の良い場所を探して移動しながら、1日をのんびりと過ごしています。
帰ってきた時に猫が眠そうにしていたり、あくびをしていませんか。今まで寝ていたけど、飼い主の気配で目を覚ましたのかもしれませんね。
帰宅時間が毎日ほぼ同じなら、体内時計の発達している猫は飼い主が帰ってくる時間だとわかるので、玄関にお迎えに来るなんてこともあります。
3.甘えん坊の子は寂しいことも
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一般的に猫はひとりでの留守番も寂しいということはありませんが、猫によっては寂しがることもあります。特に子猫や甘えん坊な性格の猫は寂しがるようです。
子猫の間は、できるだけひとりにしない方が安全です。家の中にいても、思わぬ事故や怪我が起こることもあります。
どうしても留守にしなければならない場合は、ケージに入れるなどして子猫を守ってあげて下さい。
成猫でも甘えん坊の子には、飼い主の匂いがついたタオルなどを猫のベッドやよく寝る場所に置いておくといいでしょう。
また、隠れられる場所があると安心するので、キャットハウスやドーム型のベッドを部屋の隅に置いてあげるのもおすすめです。それらがなければ段ボールなどでも代用できます。
おススメの留守番対策
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猫に留守番をさせる場合に必要なのが「餌と水」、そして「トイレ」です。
キャットフードは、ウェットタイプだと傷む恐れがあるのでドライフードが安心です。トイレもきれいにしておきましょう。
ほとんどの時間を寝て過ごすといっても、長時間の留守番は退屈することもあります。
そこで、ひとりでも遊べるおもちゃを用意してあげるとイタズラの被害も少なくなるかもしれません。
猫は、紐やゴム、ビニール袋など何でもおもちゃにしてしまいますが、誤って飲み込んでしまう危険性があります。細かい物は部屋に出しておかないうように気をつけましょう。ゴミ箱も空にしておくか、蓋をしておくといいですね。
まとめ
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今日のねこちゃんより:マロン♂ / 1歳 / 茶白トラ / 5kg
留守番が寂しいか寂しくないか…。基本的には猫はひとりで留守番でもそれほど寂しいとは感じていません。ただし、猫にもよります。幼い猫や甘えん坊の猫は、留守番が苦手なようです。
猫に留守番をさせる時には寂しくないよう工夫することも大切ですが、猫の安全を確保することも重要で す。特に長時間、あるいは出張や旅行などで2~3日に及ぶ場合は、周到な準備が必要になります。
季節によって、暑さ対策グッズ、寒さ対策グッズが必要です。特に夏場はエアコンを使用した方が良い場合もあります。その時によって対応も異なるので注意したいところです。
帰宅後はスキンシップをとったり遊んであげるなど、留守番をさせた後の心のケアも忘れずに。