『食べ過ぎる猫』に起こる危険な変化4つ

『食べ過ぎる猫』に起こる危険な変化4つ

猫にとって、食事は何よりも楽しみにしている時間です。野生時代、単独で狩りをしていた猫は、本能的に「食べられる時は食べておこう」とします。そのため、つい食べ過ぎてしまうのです。しかし、"食べ過ぎ"は肥満になるだけではなく、体に様々な悪影響を及ぼします。今回は、食べ過ぎてしまう猫に起こる危険な変化をご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.関節に負担がかかる

座っている猫

人間と同様、体重が増えると、足腰への負担が大きくなります。

その結果、関節や靭帯を痛めやすくなってしまいます。

食べ過ぎによる体重増加が続くと、関節炎などに発展してしまう可能性があるのです。

痛みから猫は動くことが億劫になり、さらに体重が増加してしまうため危険です。

2.心臓に負担がかかる

横たわる猫

食べ過ぎで肥満になると、心臓への負担が大きくなります。

心臓は、全身へ血液を送るためのポンプの役割を果たしています。

必要な分だけの血液を送り出す仕組みですが、体重が増えれば増えた分だけ、より広範囲に血液を届けなければなりません。

その結果、心臓に大きな負担がかかるのです。

3.糖尿病のリスクが高まる

診察される猫

極度の肥満になると、糖尿病へのリスクが高まります。

猫が糖尿病になった場合インスリン注射を行う必要がある場合がほとんどです。糖尿病の原因になるのは、不適切な食事、肥満、膵炎が大きなウエイトを占めています。

生涯に渡りインスリンを注射しなければならず、命に関わる危険な病気です。

4.皮膚病になりやすくなる

後ろ足を上げる猫

食べ過ぎで体重が増えると、毛繕いが難しくなり、皮膚病を引き起こす可能性があります。

また、皮下脂肪が増えると皮膚への栄養血管にも負担がかかるため、皮膚病になりやすくなったり、傷が治りにくくなります。

まとめ

ご飯を待つ猫

いかがでしたか?

現代は、キャットフードやオヤツもたくさんの種類があり、美味しくなっているため、何度も欲しがる猫も多いでしょう。

だからと言って、ねだられるまま与えすぎていませんか?

食べ過ぎは、猫の健康を損ねてしまいます。愛猫を守れるのは飼い主さんしかいません。

愛する猫がいつまでも健康でいられるよう、飼い主さんが食事のコントロールをしっかり行ってあげましょうね。

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