老猫の介護ではどんなことに注意すればよい?
突然ですが、愛猫の老後の生活についてじっくりと考えた経験はありますか?
猫の健康状態や様子によって老後の接し方や介護の有無は変わってきますが、もし介護が必要になってきた場合、飼い主さんがやってはいけないNG行動をしっかりと把握しておく必要があります。
そこで今回は、老猫の介護の時に注意すべき「やってはいけないこと」に焦点を当てて紹介をしてまいります。
今、年齢の若い猫を飼っている飼い主さんや、今後の愛猫の老後について考え始めている飼い主さんのお役に立てば幸いです。
1.人目のつかない場所に猫用ベッドを設置する
人目のつかない場所でくつろぐのが好きな猫も多いですが、老猫になって介護が必要になったのであれば、猫用ベッドはできるだけ飼い主さんの目が届く場所に設置したほうがよいです。
人目のつかない場所に猫用ベッドを設置してしまうと、老化による体調の急変や、愛猫のささいな異変や体調不良に気づきにくくなってしまうため、若かった頃よりもこまめに猫の様子に気を配れるようにしましょう。
2.排泄に関することをチェックをしない
介護をしているのであれば、排泄の様子や排泄物の状態のチェックするのは必須といえるでしょう。
老猫になると、若い頃よりも体力は衰え、ささいなことでも体調を崩しやすくなります。最悪の場合、その体調不良がきっかけで命を落とすことだって考えられます。
なので、ささいな体調の変化にいち早く気づくためにも、排泄に関する様子のチェックは怠らずに毎日必ずチェックするようにしましょう。
3.固いフードをそのまま与える
これは猫の状態にもよりますが、もしドライフードを与えた際、食べにくそうにしているのであれば、そのままの状態で与えるのはやめましょう。
ウェットフードに切り替えたり、ドライフードをお湯でふやかした状態のものを与えるのが好ましいです。
猫も人間のように、衰えると噛む力がだんだんと弱くなる傾向にあるので、その時の愛猫の状態にあった食べやすいフードを与えるように意識しましょう。
まとめ
猫を介護するのであれば、今まで以上にささいな気配りをしてあげたり、健康チェックや健康管理をしっかりと行う必要が出てきます。
愛猫が少しでも長寿を全うできるように、今のうちから愛猫の老後に備えてシミュレーションしておくのもよいでしょう。