『面倒臭がり』でも猫は飼える?考えられる3つのリスク

『面倒臭がり』でも猫は飼える?考えられる3つのリスク

猫を飼いたい…でも「面倒臭がり」だと、お世話ができるか心配になりますよね。面倒臭がりでも、猫は飼えるのでしょうか?どんな点がリスクなのでしょう?

猫のお世話は意外と多い?!

猫の爪を切る女性

「犬のように散歩をさせる必要がないから猫の方が楽」と考える人がいます。でも、飼ってみると想像以上にお世話が必要なので驚くはず。

家の中で、食事だけ与えて放っておけば良い、というものでもありません。爪切りやブラッシングなどのお手入れ、トイレの掃除、イタズラすることもあるので、その後片づけなどなど。

一緒に遊んであげることも大切なコミュニケーションです。飼い主に構われなければ、猫も寂しくてストレスから病気になってしまうこともあります。

猫のお世話は、意外と多いものです。

1.トイレが汚れていると粗相をすることも

猫のトイレを掃除する人とそれを見ている猫

猫のお世話で大変なのが、トイレの掃除です。猫はきれい好きなので、トイレが汚れているのを嫌がります。

排泄物は、できればその都度取り除いてあげる必要があるのです。トイレ自体も、こまめに洗わないといけません。

トイレが汚れたまま放っておくとどうなるか。猫がトイレを嫌がって、トイレを使わないことがあります。トイレ以外で粗相をされたら、トイレの掃除をするより大変。

猫が排泄を我慢することで、体調が悪くなることだってあります。猫のトイレを清潔に保つことは、重要なことなのです。

2.朝寝坊ができない

猫パンチする猫

休日はゆっくり寝ていたい、という人にとってなかなか大変なのが、猫に朝起こされること。猫は自分がお腹がすけば、飼い主の都合はお構いなし。「早くごはんをちょうだい」と、ベッドまで起こしにきます。

猫パンチしたり、甘噛みしたり、顔を舐めたり…そんな風に起こされたら、とても寝ていられるものではありません。

そのおかげで、猫を飼い始めたら規則正しい生活ができるようになった、という飼い主も多いようですが。起こしに来る猫をかわいいと思えるか、面倒臭いと思ってしまうか、ですね。

3.体調が悪いのを放っておくと大変なことに

猫ベッドの中の猫を撫でる手

動物病院へ連れていくのが面倒と、様子を見ているうちに、急激に容体が悪化してしまうこともあります。

猫は体調が悪くても、それを隠そうとする動物です。日頃から、猫の様子を気にかけていないと、気づけない病気もあります。

毎日スキンシップを兼ねて、猫の体調をチェックしてあげたいものです。

体温や呼吸はいつも通りか。食欲や元気はあるか。下痢をしていないか、尿の色や量はいつも通りか、そんなことも気にかけてあげると、体調不良に早く気がつくことができますよ。

まとめ

ダンボールの中で毛糸玉を抱える子猫

猫を飼うのはなかなか大変。やることは、たくさんあるんです。それが、猫の寿命が尽きるまで続くのです。

最後まで責任を持って猫のお世話ができるかどうか、猫を飼いたいと思ったら、もう一度よく考えてみる必要があります。

命に責任を持つということは、そんなに軽いことではありません。

その覚悟ができたうえで猫をお迎えするなら、猫との幸せな日々が待っていることでしょう。猫が与えてくれるものも、きっと想像以上のはずです。

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