1.交通事故
![住宅街の道路](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/1/614e5f4a8b597ae5f8af000730e27003.jpg)
猫が外にいるということは交通事故に遭う可能性があるということです。大ケガをしたり、命を落としてしまうこともあります。
猫は自分の縄張りを歩いてパトロールします。猫の縄張りの大きさは環境によって違いがありますが、オス猫は半径500m、メス猫は半径200mと言われています。それほど広くないと思うかもしれませんが、いつ、どのタイミングで猫が交通事故に遭うかはわかりません。
2.猫同士のケンカ
![猫パンチし合う猫たち](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/3/1c212f4aaefc01d195b923aa5833cb40.jpg)
縄張りを巡って猫がケンカになってしまうことがあります。
特にオス猫はメス猫よりも縄張り意識が強く、激しいケンカになる場合があるんです。
また、発情期にはメス猫を巡ってケンカをすることもあります。
3.感染症にかかるリスク
![聴診器を持つ獣医師と黒猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/64a1d19505f920d12ce3b0dfa32731c1.jpg)
ノミ、ダニ、ウイルスなどに感染するリスクが室内よりも外の方が高いです。
感染症にかかっている猫とケンカ、交尾、ネズミなど野生動物を食べることなどで感染する可能性があります。
しかし、室内で飼育していても、飼い主さんが外から家にウイルスなどを持ち込んでしまい感染するケースもあります。また、猫から人、人から猫にうつる感染症もあるんです。
ワクチンや駆虫薬などで予防できるものもあるので、ぜひ予防をしましょう。
4.近隣への配慮
![鳴く黒猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/1fb76ac9a7b5b46d447fb9fe60bb80db.jpg)
猫が好きな人もいれば、嫌いな人もいます。猫がよそのおうちの敷地内を歩いたり、うんちやおしっこをしたりして迷惑をかけてしまうこともあります。
飼い主さんが知らないうちに猫が迷惑をかけてしまうのです。
5.迷子、行方不明
![茶色の猫の後ろ姿](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/f665455eed29120b5d9d61eb9a1f9290.jpg)
毎日必ず帰ってくる猫が帰ってこない、という心配を完全室内飼育であればすることがありません。
猫が帰ってこないと何かあったのではないかと飼い主さんも不安ですし、迷子になってしまった猫も不安に思っているはずです。
もちろん完全室内飼育でも脱走してしまう可能性はあるので、玄関や窓などに対策が必要です。
6.その他
![草の上に座る猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/7/53d8c54ea6de6ed81f589a83715e4743.jpg)
家の外では、タヌキやカラスなどの野生動物に猫が狙われてしまうこともあるんです。
また、野生動物の駆除のために仕掛けられた罠に猫がかかってしまうケースもあります。さらに、悲しいことですが猫に虐待するために近づく人間もいます。
事件に巻き込まれないようにするためにも、室内で飼育することは大切なことです。
まとめ
![家の形のボックスにいる猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/6b7d77f868254e8d145d1e0542d74496.jpg)
猫は完全室内飼育することが推奨されています。自由気ままな猫が外にでられないのは可愛そうと思うかもしれませんが、交通事故を防ぐ、ケガや病気の予防、近隣へ迷惑をかけないことなどを考えると、室内飼育にすることが猫にとって安全なのです。
また、家の中で食べるものに困らず、敵もいない環境だとわかると猫は外に出たがらないことも多いです。
これから猫を飼う方は、完全室内飼育を考えてみてください。