人間なら顔面蒼白?猫が普通にしている『ちょっと怖いこと』5つ

人間なら顔面蒼白?猫が普通にしている『ちょっと怖いこと』5つ

日頃、猫が当たり前のようにしていることを人間がやっていたら…。冷静に考えると「ちょっぴり怖い」と感じる行動を紹介いたします。

人間に置き換えるとゾッとする猫の行動

深夜の台所にいる猫

いかにも猫らしい行動ってありますよね。そのユニークな行動は、猫がやるから可愛いと思えるのですが、もしも人間だったら…。

ここでは、人間に置き換えて考えるとゾッとする猫の行動を5つ紹介いたします。

1.深夜に突然、大暴れ

猫は深夜になると、ドタバタと走り回ることがあります。いわゆる深夜の運動会です。人間が深夜にハイテンションになって騒ぎ出したら、明らかに近所迷惑ですよね。

猫が薄暗い時間帯に活発になる理由は、本来は狩りをする時間だからです。家猫にも本能が備わっています。

就寝前に軽くご飯を食べさせて、満腹感を得ると落ち着くことが多いでしょう。早朝の「ご飯ちょうだい攻撃」にも効果があります。

2.何もない場所を見つめる

時々、何もない壁や天井をじーっと見つめていることはありませんか?これは、猫でも人間でも「見えない何かが見えているの?」と不安になるでしょう。

しかし、猫の場合はそれほど怖いものではありません。猫は聴覚が優れているので、人間には聞こえない外の音や、上の階の物音などを聞き取ることができます。

好奇心旺盛な猫は「何だろう?」と興味を持って聞き入っているだけなのです。

3.ポカーンと口を開ける

驚く猫

匂いを嗅いだ後に、ポカーンと口を開けることがありますよね。身近な人があの独特な表情をしていたら、心配になるでしょう。

猫の上顎には、「ヤコブソン器官」という匂いを分析する場所があります。匂いの確認作業をしている最中は、どうしてもとぼけた顔になってしまうのです。これを「フレーメン反応」といいます。

人間はヤコブソン器官が退化してしまったので、フレーメン反応を起こすことはありません。

4.床にこぼして食べる

猫の食事を観察していると、わざと床にこぼして食べる猫がいます。人間に例えるなら、わざわざ皿からテーブルにこぼして食べるようなものです。

一体何がしたいのでしょうか?実は、これも猫の本能が関係しています。野生の猫は捕獲した獲物の肉をこそげ落として少しずつ食べる習慣があります。

つまりキャットフードも、肉を少量ずつ取り分けるような気持ちで食べているのです。このスタイルで食べる猫は野生の本能が強いのでしょう。

叱らずに、汚れが気になるようならマットを敷いて対策してみてください。

5.入浴を拒む

猫はお風呂が大嫌いです。なぜ人間は毎日入浴するのか、謎で仕方ないでしょう。

逆に私達は、何日もお風呂に入れない状況が辛くてたまりません。それにしても、猫はなぜ臭わないのでしょうか?

猫は元々、砂漠地帯で生活していたので水に馴染みがありません。水浴びをする習慣がないので、水が苦手です。

その代わり、こまめに毛繕いをします。だから体臭がないのです。

まとめ

抱かれる猫

猫にとっては当たり前。でも、人間がやっていたらちょっと怖い行動を紹介させていただきました。

猫の謎めいた行動の多くは、野生の本能が関係していました。猫の脳は、理性をコントロールする大脳新皮質の割合が小さい構造になっています。

つまり、脳機能的に本能的な行動を取りやすいのです。それでも時々親近感が湧くのは、脳のその他の部分が人間に近いからかもしれません。

一緒に暮らしていると大変なこともありますが、猫の個性だと思って愛してあげてください。

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