猫の『睡眠』にまつわる3つの謎!飼い主が絶対すべき安眠対策とは?

猫の『睡眠』にまつわる3つの謎!飼い主が絶対すべき安眠対策とは?

猫はよく寝ます。1日の大半を寝て過ごすこともあります。どうして猫はそんなに寝るのでしょうか?どうしたら猫に安心して眠ってもらえるでしょうか?猫の睡眠にまつわる謎を探ってみたいと思います。

1.猫は何時間寝るの?

眠る猫と目覚まし時計

猫を見ていると、本当によく寝るなあと思います。ちょっと起きていたと思ったら、また寝ていたりしますよね。野生のネコ科の動物は、草食動物と比べて睡眠時間が圧倒的に長いのだとか。

人間のようにまとめて寝るわけではありませんが、猫は1日の睡眠時間を合わせると平均16~17時間も寝るのです。子猫や高齢猫では20時間以上も寝ることがあります。

2.猫の眠りは浅い?

ベットの中からこちらを見る猫の顏

ネコ科の動物は肉食なので、一度の食事で十分な栄養を摂取することができます。

ただ、狩りで体力を消耗するのと、次の獲物はいつ捕まえることができるかわからないため、次の狩りのためにエネルギーを蓄えておく必要があるのです。

そのため、体を休めている時間が長くなるのですね。

とはいえ、睡眠時間は長いものの、その眠りは浅いことが多いそうです。

猫も人間と同じように深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を繰り返していますが、猫の場合は睡眠時間のうち12時間近くがレム睡眠と言われています。

3.猫もいびきをかく?

布団の上で仰向けに寝る猫

猫も人間のようにいびきをかくことがあります。特にペルシャやヒマラヤン、エキゾチックショートヘアなどの口先から鼻までの部分が短い猫種がいびきをかきやすいです。

また、肥満傾向にある猫もいびきをかきやすくなります。

猫のいびきは「ピーピー」などといった小さな規則的な高音のことが多く、聞いていて何ともほほ笑ましいものですが、中には腫瘍や鼻炎などが原因でいびきをかくこともあるので、要注意です。

危険な猫のいびきは、低音の大きな音であることが多く、不規則な呼吸音になることもあります。このような時は、獣医さんに診てもらって下さい。

猫の安眠を守るには?

猫用ベッドに入ってこちらを見る猫

猫のためにベッドを用意しているという飼い主は多いと思います。ベッドは猫が安眠できる場所に設置してあげましょう。直射日光やエアコンの風が当たらないよう注意して下さい。

人通りの多い場所やテレビのそばなどはうるさくて眠れないかもしれません。猫のベッドは静かな場所に置いてあげましょう。

ちなみにベッドは、安定していて柔らかく、洗濯できるものがおすすめです

まとめ

横になって寝る猫の顏のアップ

野性時代の名残で、猫は1日の大半を寝て過ごします。ただ、野生の猫のように食べるために狩りをすることがありませんね。そのため、ただ寝ているばかりでは、肥満になってしまいます。

室内で飼われている猫も、運動させてあげる必要があります。猫じゃらしなどを獲物に見立てた遊びもしてあげるといいですね。

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