猫の『突然死』に繋がる恐ろしい病気3選!日常生活ですべき予防策とは?

猫の『突然死』に繋がる恐ろしい病気3選!日常生活ですべき予防策とは?

猫の病気にはさまざまなものがありますが、なかでも注意するべきなのが「突然死に繋がる危険な病気」です。「一見元気なように見えていたのに、ある日突然様子が急変し、あっという間に愛猫が亡くなってしまった…」というケースは、実は珍しくありません。そこで本記事では突然死に繋がりやすい危険な病気や事前にできる予防策について解説してまいります。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

油断大敵!突然死に繋がりやすい猫の病気とは?

診察をしてもらっている白猫

猫の病気はたくさんあり、昨日まで元気だったのに急に体調が悪くなることもあります。薬や療養ですぐに治る軽度の病気もたくさんありますが、なかには「突然死を招くような危険な病気」もあるので注意が必要です。

しかし、危険な病気であっても、日頃から愛猫の健康管理をしっかり行って予防をしていれば、回避できたり早期治療につながるケースもあります。

そこで今回は「突然死に繋がる危険な病気」の特徴とその予防策について、いくつかピックアップして解説をしていきます。

1.肥大型心筋症

エコーを受ける猫

心筋症にはいくつか種類がありますが「肥大型心筋症」の場合は、心臓の筋肉が分厚くなり内腔が狭くなっていくのが特徴です。

心臓の筋肉が肥大している状態をそのまま放置してしまうと、循環が悪くなったり呼吸困難になって突然死を招くことがあります。

肥大型心筋症に関しては、無症状のまま病気が進行することも多く、気がついたらかなり重症化していた…というケースも珍しくありません。

また、肥大型心筋症の猫で起こりやすいのが血栓塞栓症です。後肢の血管に血栓が詰まり突然の足の痛み、歩行困難、麻痺、壊死などが起こり命にかかわることがあります。心臓とは全く関連性を考えにくい後肢で起こる病気ですので、急に足を痛がり冷たくなっていることに気付いた場合は一刻も早く動物病院で治療を行いましょう。

この病気は何らかの症状が起こらないと発見しにくい病気ですので、定期的に心臓のエコー検査などを受けておくのが一番好ましいです。投薬治療によって病気の進行を抑えることもできるので、初期の段階で病気を発見することが重要になってきます。

2.脳梗塞

診察台の上にいる猫

脳梗塞は人間にも起こりやすい病気なので知っている方も多いと思いますが、その名の通り脳の血管が細くなったり、詰まってしまう病気です。猫の場合見た目では発見しにくく、検査可能な施設が少ないことも発見が遅れる理由です。

脳の血管が詰まってしまうと、脳に送る酸素の量が少なくなってしまい、そのまま意識がなくなったり、最悪の場合突然死することもあります。

脳梗塞になってしまう原因は色々ありますが、主にストレスや加齢、肥満が挙げられるためため、日頃からストレスのかかりにくい生活や、健康的な食生活、適度な運動などを心掛けるようにしましょう。

3.食物による中毒にも要注意!

溶けるチョコレート

食物による中毒で突然体調が悪くなり亡くなることも起こりやすいケースであるため、日頃から注意が必要です。

特に、猫が食べてはいけないチョコレート類やネギ類、アボカドなどに含まれる成分は、猫の命に関わる危険な成分を含むため、絶対に猫の口に入らないようにしてください。

「猫が立ち入る可能性のある部屋には絶対に人間の食べ物を放置しない」「危険な食べ物は常に冷蔵庫で保管する」などの対策を日頃から行うようにしましょう。

まとめ

点滴中のぐったりした猫

猫の命に関わるような危険な病気は、無症状のまま進行していたり、ちょっと油断をした隙に起こってしまうものが多いです。

日頃から猫の体調の変化をよく観察し、対策を怠らないようにしましょう。

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