猫の飼い主は再確認を!愛猫にダメージを与えてしまう『危険行為』5つ

猫の飼い主は再確認を!愛猫にダメージを与えてしまう『危険行為』5つ

まさか愛猫にダメージを与えてしまうような危険行為などはしていないと思っていたら、実はやってしまっていた…。こんなことにならないよう、どんな行為が愛猫にダメージを与えてしまうのか、確認しておきましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.アロマをたく

アロマ

アロマをたくと、猫の体にダメージを与えてしまいます。猫は人間のように、アロマオイルの成分を分解できないからです。そのため、どんどんと体に蓄積してしまい、それがいつしか猫の体にダメージを与えてしまいます。

一部、猫にも安全なアロマがあるといわれていますが、それが証明されているわけではありません。現時点では猫に対する安全性がわからないため、アロマはたかない方が無難です。

2.人の食べ物を与える

食事

飼い主さんが食べているものを、愛猫が食べたそうにしていたら…。ついつい与えてしまうのは危険です。特に猫は肉食動物なので、肉や魚などに反応を示すでしょう。

食事している横でじ〜っとくれるときを待っているかもしれません。その無言の圧はすさまじいものがありますが、負けないようにしてください。人の食べ物には猫が食べてはいけないタマネギなどが入っている可能性があります。

また、味付けが圧倒的に濃すぎるので、猫の体には毒となってしまいます。もし与えるのでれば、味つけ前の肉や魚にしましょう。与える前に必ず猫が食べても大丈夫な食材かどうかを確認してください。

初めての食材はアレルギーがあるかもしれませんので、ごく少量から与えるようにしましょう。

3.体罰

怯える猫

体罰は、いうまでもなく猫にダメージを与えます。たとえしつけであっても、叩く蹴るなどはしてはいけません。ただ恐怖心を与えてしまうだけです。

信頼関係にもヒビが入ってしまうので、絶対に体罰は避けましょう。せっかくかわいい猫と暮らしているのに、全く近よってきてくれなかったら悲しいですよね。愛猫に体罰を加える飼い主さんはいないと信じていますが、もししつけで叩いたりしてしまっていたら、即座にやめましょう。

4.外に出す

外の猫

窓から外をじ〜っと眺める愛猫の後ろ姿を見て「外に出たいのかな?」と勘違いしてしまう飼い主さんがいます。猫は外に出たいのではありません。自分の家というナワバリを守っていたり、外で動くものを確認しているだけです。

ですので、愛猫を外に出すのはやめましょう。事故やケンカ、虐待など、どんなダメージがあるかわかりません。そのまま帰ってこない可能性もゼロではないのです。

ですから、愛猫を外に出すのは危険行為といえるでしょう。

5.ストレスを与える

機嫌が悪そうな猫

猫は繊細なので、ストレスに弱いです。ちょっとしたコトがストレスになり、体調を崩してしまうことも。大きな音や頻繁な来客、かまいすぎなどには注意してください。

猫がストレスなく快適にすごせる環境作りは、飼い主さんの勤めです。毎日ゆったりとリラックスして暮らせるようにしてあげてください。

まとめ

警戒中の猫

誰だって、かわいい愛猫にダメージを与える行為はしたくないはずです。でももしかしたら、気づかずに行ってしまっているかもしれません。再確認が必要です。

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