猫にとっての最適な食器
愛猫のために、どのように食器を選んであげていますか。
猫も毎日ご飯を食べますので、必然的に毎日使用するものですよね。
そのため、なるべく猫にとっての「理想の食器」を用意してあげる事で、食事の際のストレスを軽減することができます。
また、悪い姿勢を誘引する食器であれば、反対にストレスがたまったり体調が悪くなるきっかけにもなります。
猫の視点から見てどのようなものが理想の食器になるのかを探ってみましたので、今特に問題なく愛猫が食事できている飼い主さんも、ぜひあらためて確認してみて下さい。
1.高さ
猫の食器には「高さがあると理想的」と言われています。
愛猫の体格にもよりますが大体「5〜8センチくらい」がちょうどいい高さと言われています。
猫の食道は人間と異なり、地面に対して平行に近い角度になっていますので、高さがない食器だと低い姿勢になり、どうしても食道を曲げることになります。
そうなると吐き戻しの原因となってしまったり、または床でお腹を圧迫することにもつながります。
そして特に高齢猫に至っては筋肉が衰えているため余計に負担がかかります。低い姿勢を保つ事は体に負担をかける姿勢でもありますので、高齢猫には堪えるのです。
食べにくそうにしている姿を見かけたら、まずは高さが適正かどうかをチェックしましょう。
2.清潔
猫の食器を洗うと「ヌルヌルするなぁ」と思った事はないでしょうか。
それもそのはずで、猫の口の中にはわかる数だけでも200種類ほどの菌が存在しています。
そのため、食器はなるべく洗いやすくて殺菌消毒が出来て傷がつきにくいものと絞っていくと、「陶磁器製」か「ステンレス製」が望ましいとされています。
反対にプラスチック製は傷の入ったところに細菌がもぐりこんでしまったり、プラスチックに対してアレルギーを持つ猫もいますのでオススメしにくい種類となり注意が必要です。
また猫の食器の場合は電子レンジが可能なものであると温めて柔らかくしたい時には便利です。
その要素も足すと、陶磁器製が良いと言えるのかもしれません。
3.重さ
食器に重さがあると安定します。
猫は大好きなご飯の時間には興奮する子も多いのでいつもよりも力強く突進したり、がっついたりする時もあります。
そんな振動に耐えられる重さがあると、いざという時にひっくり返したりはしませんし、安心して食事の時間を楽しめます。
通販では実際に手にとって重さを感じる事はできませんので、食器の重量を確認するか、実際にお店で確かめながら選びましょう。
まとめ
猫の安心で健康的な生活にとって、食器の選び方も重要なポイントとなります。
日々使うものだからこそ最初に購入したものはずっと使う方が多いので、選ぶ時には上記のポイントを踏まえて慎重に選択しましょう。
そして清潔なことも大切なポイントですので、日々のお手入れは欠かさないように注意が必要です。