1.呼んでも反応しない
猫も人と同じように、熟睡しているノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠があります。深く寝ているときはノンレム睡眠で、呼んでも反応しません。このときにムリに起こすのはやめてあげてください。
十分な睡眠が取れなくなってしまいます。1日の大半は眠っているから、それはないのでは?と思いますが、熟睡している時間が4時間ほどあるのです。そこを邪魔されてしまうと、寝不足になってしまう可能性があります。
呼んでも反応しないと「もしや…?」と心配になってしまいますが、息をしていれば生きています。そっと寝かせておいてあげましょう。
2.大胆な寝相
猫が浅い眠りのときは体に力が入らず、大胆な寝相になっているでしょう。もちろん性格や飼い主さんとの関係にもよりますが、やけにだらんとしているときはレム睡眠のサインの可能性が高いです。
お腹を見せるヘソ天になっていると、思わずそのもふもふな腹部をいじりたくなってしまいますが、我慢しましょう。見て愛でるだけが得策です。
愛猫の睡眠の深さを完璧に見分けるのは少し難しいでしょう。そのため基本的に猫が寝ているときは、そっとしておくのが一番のようです。
3.寝言をいう
愛猫の寝言、聞いたことありますか?寝言を言うときは浅い眠りのときです。「にゃおにゃお」「んー」など、寝ているときに鳴き声を発することがあります。
突然そんな愛猫の声を聞いた飼い主さんはビックリですね。猫が夢を見ているかどうかははっきりと証明されたわけではありませんが、見ているという意見が有力です。
きっと夢で何かをおいかけていたり、おいしいご飯を食べたりして思わず寝言が出てしまったのではないでしょうか。かわいい愛猫の寝言、楽しませてもらっちゃいましょう!
4.前足ふみふみ
寝ながら前足をふみふみする場合もあります。このときも浅い眠りと考えられます。母猫の夢でも見ているのでしょうか?一般的にふみふみは、子猫のころを思い出しているといわれています。
きっと夢の中で子猫に戻り、大好きな母猫の母乳を飲んでいるのでしょう。邪魔しては申し訳ないですね。思う存分、夢の世界を楽しめるようにしてあげてください。
5.よく眠れない状況は注意!
照明が眩しすぎたり、騒音がありすぎたり…。そんな状況ではぐっすりと眠れないでしょう。できる範囲でよいので、ゆっくり眠れる環境を整えてあげてください。
寝ている猫がかわいいからといって、構いすぎるのもよくありません。1日16時間は寝ている猫です。その時間が乱されてしまったら、ストレスを感じてもおかしくないでしょう。
寝心地のよいベッドと静かな環境作りは重要です。
まとめ
今日のねこちゃんより:みーこ♀ / 16歳 / アメリカンショートヘア / 4.1kg
人にとっても睡眠が大事なように、猫にとってもよく眠ることはとても大切です。愛猫がストレスなく睡眠が取れるよう、気をつけてあげましょう!