こんな行動があったら認知症が始まっているかも!?
若い時は元気で頭の回転が早い猫でも、やはり歳をとるにつれて、体力がだんだんと衰えていきます。
なかには認知症を発症する猫もいるため、愛猫がシニアになったら、飼い主さんが今まで以上にしっかりとサポートしてあげる必要が出てくる可能性もあるのです。
本記事では、猫を飼っている飼い主さんにぜひ知っておいていただきたい「猫の認知症の初期症状」について、紹介してまいります。
「愛猫が認知症予備軍になっているかもしれない…」「愛猫が歳を取ったら、いち早く認知症や健康の異変にすぐ気づいてあげたい」と思っている人のお役に立てたら幸いです。
1.粗相をする回数が増える
認知症になると、排泄のコントロールが難しくなり、猫用トイレ以外の場所で排泄をしてしまうこともあります。
排泄をするべき場所が分からなくなっている、猫用トイレにたどり着く前に我慢しきれず粗相してしまう…といった行動が増えた場合、認知症の可能性を疑ったほうがよいでしょう。
2.攻撃的な性格になる
認知症になると、飼い主さんや周りのペットたちに対して攻撃的な性格になることがあるようです。
若い時は穏やかな性格だったのに、高齢になってからささいなことですぐに怒るようになったり、飼い主さんに対して噛みついたり引っ掻いたりすることが増えた場合、認知症による症状が出ているのかもしれません。
3.食欲が異様にある
高齢になっていきなり食欲旺盛になった場合も、認知症の症状が出始めているかもしれません。通常であれば、猫は高齢になるにつれて、運動量や消費する体力も少なくなり、それに伴って食べる量も減ってきます。
それにも関わらず、高齢になってからのほうが食欲旺盛だったり、ごはんをいくらあげても催促してくるような場合は、認知症になっている可能性が高いといえるでしょう。
まとめ
猫によってもちろん個体差はありますが、歳をとると認知症をはじめとするさまざまなからだの不調が出始める傾向にあります。
愛猫が歳をとってきたら、飼い主さんはいち早くからだの異変に気づけるように、日頃から注意深く猫の行動を観察しておくのがベストといえるでしょう。