1.排泄を我慢してしまう
多くの猫で1日の排尿の回数は約2~3回、排便は約1~2回と言われています。
しかし、トイレが汚れていると、猫は排泄を我慢してしまいます。
猫は人間が思っている以上に綺麗好き。
我が家の猫は、トイレに入ろうとして汚れていると、「掃除して!」と鳴いて訴えてきます。
それくらいトイレが清潔かどうかは、猫にとって大切なことなのです。
トイレを我慢してしまうと、膀胱炎や尿石症などの病気につながることもあります。
2.粗相をする
猫のトイレのしつけはそれほど難しくはありません。
自分の匂いがついていれば、そこがトイレであると認識し、トイレで排泄するようになることがほとんどです。
しかし、トイレに不満があると、トイレ以外の場所で排泄してしまうのです。
粗相をされてしまうと、飼い主さんも困ってしまいますよね。
だからと言って猫を叱るのではなく、まずはトイレの状態を確認してみましょう。
3.ストレスを抱えてしまう
猫はのんびり気ままに過ごしているように見えて、実はストレスを感じやすい動物。
人間同様、ストレスから病気に発展してしまうことも少なくありません。
猫がストレスを感じる要因の1つがトイレ環境。
排泄したいと思ったときに、出来る環境が必要です。
しかし、トイレが汚れていると、猫は大きなストレスを感じるのです。
4.匂いが充満してしまう
猫の尿のあの特有の匂いは、アミノ酸の一種の「フェリニン」という物質が元になっていると言われています。
トイレの掃除をさぼると、家中に匂いが充満してしまいます。
この匂いから飼い主さんだけでなく猫自身もストレスを感じてしまうこともあるのでこまめに掃除をしてあげましょう。
5.対策は?
愛猫の健康を考えても、トイレをとにかく清潔に保つことが第一です。
月に1度はトイレを丸ごと洗うと匂いの軽減になります。
もしいくら掃除をしても粗相をしてしまう場合は、設置場所やトイレの大きさ、砂材が気に入らない可能性があります。
静かで落ち着ける場所に設置してあげましょう。
トイレの砂も猫によって好みが分かれます。何種類か試し、お気に入りを見つけてあげましょう。
排泄物はすぐに取り除くのが理想ですが、家を空けている時間はそうはいかないですよね。
「頭数+1個」のトイレを設置すると、猫も快適に使用出来るでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
猫トイレの掃除をさぼると、全く良いことはありません。
愛する猫が健やかに過ごすためには、飼い主さんのこまめな掃除が重要です。
猫も飼い主さんも快適に暮らせるよう、清潔なトイレ環境を整えてあげましょう。