猫に歯磨きは必要?『デンタルケア』のメリット3つと嫌がる猫への対処法

猫に歯磨きは必要?『デンタルケア』のメリット3つと嫌がる猫への対処法

猫のご飯がドライフードとなり、歯には良い環境となりました。しかし、毎日少しずつ食べ物のカスが残り、そこから雑菌が繁殖しています。それでは、猫にとっても大切な歯の管理について見ていきましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.歯周病や口内炎防止!

歯石の除去手術を受ける猫

歯のケアを続けることで、歯周病や口内炎の予防ができます!

歯垢がつくと、4日ほどで歯石になります。猫の虫歯はあまりないのですが、歯周病は多く見られます。

歯石を放置してしまうと、歯石の中の細菌や細菌が出す毒素で歯周病を引き起こしてしまうのです。口内炎も口の中を不潔にしているとできやすくなります。

歯石が付着すると、全身麻酔で除去手術を行うことになり猫には大変ストレスとなります。悪化した場合は抜歯の可能性があります。

2.スキンシップの一環

撫でられる猫

口の中を触れることができると、猫との距離感もググッと縮まります。

口周りを触られるを嫌がる子は多いので、おやつをあげながらお口周りを触ったり、スキンシップもかねて少しずつ慣れさせていきましょう。

中には犬歯を擦り付ける猫もいるくらいに、猫にとって歯は大切な部分です。

3.病院でも歯を見せやすい

獣医師の先生に歯を見られる猫

口の中を触れることができると、病院での歯のチェックも猫のストレスになりません。

獣医師の先生は歯茎のチェックも行いたいのですが、口の中を触らせてくれる猫は多くありません。

しかし普段から習慣としてデンタルケアを行っていれば問題なく口の中へ手が入れられ、異変に気がつくことができます。

口の中の異変から大きな病気を見つけることもできます。

歯磨き粉を塗るだけでもok!

指を舐める猫

歯磨き粉は塗るだけでも効果があります。

猫用の歯磨き粉は、バニラ味やチキン味など猫が好むフレーバーになっています。指先に付けて歯に塗るだけでもお口の環境にはいい効果がありますので、今からでも試してみましょう。

特に上の奥歯にしっかりと塗りましょう。人間用の歯磨き粉は絶対にNGです!

ブラシは小さくて柔らかい物を!

歯ブラシを噛んで遊ぶ猫

ブラシをおもちゃとして口の中へ入れられれば歯磨きも近いでしょう。

おもちゃとして遊べるようになった後に、少しずつマッサージするようにこすっていきましょう。

ヘッドはなるべく小さめで毛はほどほどに柔らかい物が良いでしょう。桃の皮に歯ブラシを当てるような感覚で磨くと猫が嫌がりません。

まとめ

開けられた、歯茎の腫れている猫の口

猫に歯磨きは必要?『デンタルケア』のメリット3つと嫌がる猫への対処法についてお伝えいたしました。

猫のデンタルケアはハードルが高いのが実情です。しかし、歯が健康だと生活が楽になるのは人間も猫も一緒のようです。なるべく早い段階で、デンタルケアをスタートしてくださいね。

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