猫が長生きする秘訣とは?
少しでも多くの時間を愛猫と共有したい。これは、飼い主さんにとって1番の願いではないでしょうか。
もしも、長生きする秘訣があるとしたら気になりますよね。
今回は、ご長寿猫に共通するポイントを5つ紹介いたします。
1.ストレスフリーに過ごす
好きなときに眠り、食べたいタイミングで食べる。ご長寿さん達は、自由気ままな日常を送っています。
2.年齢や体の状態に合った食事
さすがのご長寿さんも、何かしらの持病を持っています。中には持病ゼロの強者もいますが、これは稀なケースです。
では、何が寿命に影響しているのでしょうか。
その1つが食事です。まず、年齢に合ったフードを食べています。
更に療法食が必要な場合は、病状に合わせたフードを選んでいます。
愛猫の体に合った食生活は、健康面での支えになります。
3.水を飲む
水を飲むか飲まないか、これも寿命を大きく左右します。
猫は元々、あまり水を飲まなくても生きられる動物です。しかしこれは、身体の構造上の話になります。
水を飲まなくてもある程度尿が出るということは、腎臓に負担がかかっています。猫に腎臓病や尿路結石が多いのはそのためです。
日頃から水分補給が上手にできる子は、猫に多い病気を予防できるため長生きするのです。
4.必要なお手入れをしている
高齢になると、毛繕いや爪とぎという習慣が減少します。だから、飼い主さんのサポートが欠かせません。
ブラッシングには毛玉予防や血行促進の効果があります。被毛がもつれると歩きにくくなるので、こまめに整えてあげましょう。
爪をとがなくなってしまうと、巻き爪を引き起こします。酷くなると肉球に刺さる恐れがあるため、適切な長さに切り揃えましょう。
5.歯が丈夫
歯が丈夫であれば、シニアになってもカリカリを思う存分食べることができます。楽しく食事ができることは、生きる糧になります。
少し大変かもしれませんが、猫にも歯磨き習慣を取り入れると綺麗な歯を保つことができます。
異変があれば病院へ
猫は比較的丈夫な動物だといわれていますが、裏を返せば気づきにくいという側面を持ち合わせています。
猫は忍耐強い子が多いので、不調を隠してしまうことが多いのです。
日頃からスキンシップをはかり、愛猫の様子を気にかけてあげましょう。少しでも違和感があれば、診察を受けるようにしてください。
愛猫の些細な異変は、飼い主さんの勘ほど正確なものはありません。何事も早期発見が重要です。
まとめ
ご長寿猫の飼い主さんが特に気にかけているのは、食事の内容と飲水量です。
その他は意外にも好き勝手にさせているというケースが多い印象を受けます。
自由でストレスフリーな生活は、心の安定にも良い影響を与えるのでしょう。
とはいえ、自由に外出させるのは危険です。長生きしている猫の飼い主さんも、完全室内飼育は徹底されています。
これから猫と暮らす予定のある方、今現在若い猫と暮らしている方は「ご長寿の秘訣」を意識してみてください。