猫の『老化』を見極めるチェック項目4つ

猫の『老化』を見極めるチェック項目4つ

猫も人間と同じように、歳を重ねていくうちにだんだんと身体が衰えていきます。しかし、猫の老化の現れは、人間とはまた少し違った特徴があることをご存じでしょうか。本記事では、どのようなポイントに注目すれば猫の老化に気づくことができるのか、分かりやすいポイントをいくつか紹介してまいります。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫の老化を見抜くためにはどこに注目したらよい?

まったりとしている猫

人間の老化は、身体や顔の様子などを見ると分かりやすいですが、猫の場合は老猫でも一見若い成猫と区別がつかないケースが多いです。

しかし、見た目があまり変わらなくても歳を重ねていくうちに少しずつ身体が老化していることは確実なので、歳に合ったごはんや環境づくりをしていく必要があります。

そこで、愛猫の老化を見抜くためのポイントを今回は4つに分けて紹介していきます。

「うちの子はもうすでにシニアになっているの?」「愛猫のシニア期に備えていきたい」といった飼い主さんのお役に立てたら幸いです。

1.寝ている時間が前より多くなった

ベッドの上で眠る猫

猫は歳をとるに連れて、関節を動かすことが億劫になってくるケースが非常に多いです。

人間の場合も、身体が衰えてくるとからだの節々が弱くなって、激しく動くことが難しくなったりしますよね。それと同じといえます。

また、老化によってちょっとしたことでも体力を消耗しやすくなるため、たっぷりと睡眠をとって疲労回復をする傾向が強くなっていくようです。

2.毛がパサパサとしている

ブラッシング中の猫

猫は歳をとると腎臓の機能が弱まったり、体内の水分量が減る関係で、毛の質感がパサパサになっていく傾向にあります。

「こまめにブラッシングをしているのに、すぐに毛並みが悪くなる…」「食べている物は変わってないのに、毛の質感が変わってしまった…」という場合は、老化が始まっているのかもしれません。

3.突然たくさん鳴きだしたり、急に怒ることが増えた

口を大きく開ける猫

猫は老化とともに、感情的になることが多くなるケースもあります。

猫は高齢になると甲状腺機能亢進症という病気になることがあります。これは甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。その結果ちょっとしたことですぐに怒ったり、頻繫に鳴くようになる猫も多いのです。

4.食べる量が大きく変わる

食事中の猫

今まで同じ量のごはんをしっかりと食べて満足していたのに、ある時からだんだんと食べる量が少なくなったり、反対に食欲が増している場合も老化が始まっている可能性があります。

老化により、からだをあまり動かさなくなった結果食が細くなる子もいれば、認知症や甲状腺機能亢進症といった老猫がかかりやすい病気や糖尿病の影響で食欲が増す子もいるのです。

どちらにせよ、食べる量が大きく変わった場合は注意が必要といえるでしょう。

まとめ

睡眠中の猫

人間から見ると気が付きにくいかもしれませんが、どんな猫にもいつかはシニア期が訪れます。

愛猫の老化にいち早く気づき、シニア生活に合った生活を用意してあげることによって、愛猫の老後も大きく変わってくるので、老化のサインを見逃さないように注意しましょう。

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