猫の避妊・去勢手術に適した時期は?費用や性格への影響など徹底解説

猫の避妊・去勢手術に適した時期は?費用や性格への影響など徹底解説

猫を飼い始めてまもなく考えるのが、避妊・去勢手術のことではないでしょうか?手術をした方が良いのか迷う飼い主も多いと思います。ここでは、手術に適した時期や費用、その後の影響などについてまとめました。

514view

SupervisorImage

記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.猫の避妊・去勢手術の時期は?

子猫の顏のアップ

猫の避妊・去勢手術に適した時期は、オス、メスともに生後6ヵ月を過ぎ、体重が2キロ以上になってからが好ましいとされています。メスでは4ヵ月くらいから手術することもあるようです。

あまり小さいうちに手術をしてしまうと、ホルモンバランスが崩れ、成長が妨げられる危険性があります。手術の際の麻酔も、小さな子猫には負担です。

手術ができる月齢になったら、最初の発情期が来る前に行うのが良いとされています。時期が遅くなると、発情期に示すような行為が残ることがあるからです。

オスでは、1歳くらいまでに去勢手術を済ませた方が、マーキングやマウンティング行為を減らせる可能性が高くなります。

2.避妊・去勢手術の費用は?

計算機とカードや小銭と猫

気になる手術の費用ですが、オスの去勢手術で10,000円~20,000円ほど。メスの方が高く20,000円~40,000円ほどです。メスでは、卵巣のみの切除か、卵巣と子宮を取り除く手術かによっても費用が変わります。

また、手術前の検査費用も必要ですが、手術代に含まれていることもありますので、動物病院で確認してみて下さいね。

地域によっては、避妊・去勢手術に助成金制度があり、費用の一部を負担してくれる所があります。自治体によって条件や負担額が異なりますので、問い合わせてみて下さい。

3.避妊・去勢手術後の影響は?

手術着を着ている猫

避妊・去勢手術を行った後の猫は、性格が穏やかになることが多いです。甘えるようになり、成猫になっても子猫のようにじゃれて遊ぶ子もいます。

オスの場合、去勢手術をしていないと、縄張り意識が強いため、攻撃的になりがちです。また、去勢手術をしていないで発情期を迎えると、どこでも構わずマーキング行為をしてしまいます。

手術後は、太りやすくなります。それまでと同じフードを同じ量与えていると肥満になってしまうことも。避妊・去勢手術後用のフードに変えたり、運動しやすくするなど、体重管理に気をつけないといけません。

4.避妊・去勢手術は必要?

格子越しの猫

完全室内飼いで、1匹あるいは同性の多頭飼いなら、無理に避妊・去勢手術はしなくてもいいのでは、と考えることもあるでしょう。健康な体に傷をつけることになるので、かわいそうですよね。ただ、室内飼いでも避妊・去勢手術のメリットはあるのです。

手術前と比べると性格が穏やかになるので飼いやすくなる他、外にいる猫に発情して脱走なんてことも少なくなります。避妊・去勢手術をしていないと、発情期の行動に悩まされることも。大きな声で鳴くのでご近所トラブルにもなりかねません。

猫にとっても、発情期のストレスを減らすことが出来ます。避妊・去勢手術を行っていれば、生殖器の病気のリスクも下がります。

まとめ

動物病院でキャリーから顔を出す猫

猫の避妊・去勢手術はメリットも多く推奨されていますが、全身麻酔で体にメスを入れるので、猫にとっての負担は少なくありません。獣医さんとよく相談したうえで行うようにして下さい。

手術後のケアも大切です。回復するまで、静かで安全な場所で過ごせるようにしてあげましょう。様子を見守りながら、ゆっくり休ませてあげて下さいね。

スポンサーリンク