人間には謎すぎる!!猫のお仕事
「猫は1日中ごろごろしていられていいわ〜」と思うことはありませんか?
いえいえ、とんでもありません。猫だって真面目に仕事をしています。
今回は「猫あるある」な行動の中から、猫が密かにしているお仕事を5つ紹介いたします。
1.深夜の運動会
飼い主さんが寝静まると始まる運動会。妖怪じゃあるまいし、なぜ深夜にこだわるのでしょうか?
この行動には野生の本能が関与しています。
猫は暗くて静かな時間帯に狩りをします。理由は、小動物の寝込みを襲うためです。家猫も本能的に薄暗い時間になると活発になります。
猫にとっては大切な仕事なので仕方ないのですが、辞めさせる方法があります。それは就寝前にご飯を食べさせることです。満腹感が得られれば、わざわざ狩りをする必要がなくなります。
しかし、中には遊び足りなくて暴れる子もいます。こういう子の場合は、寝る前に数分間遊んであげると解消するでしょう。
2.パトロール
猫は、毎日室内を巡回して歩きます。「パトロール」と呼ばれるこの行動ですが、まさに見回りをしています。
猫には縄張り意識があり、完全室内飼育の猫は家の中がテリトリーになります。その縄張りが何者かによって荒らされていないかを確認して歩くのです。
3.外の観察
窓際で外を眺めている猫の姿もまた、なんとも言えない可愛さがありますよね。まるで警備しているように見えることから「ニャルソック」と呼ばれています。
これも縄張りチェックの一種です。時々「ケケケ」と不思議な声を発することがありますが、これは「異常あり!」と警告しているのではありません。
野生の本能から、外にいる鳥や虫に反応してしまうのです。目の前に獲物がいるのに狩れない、でも狩りたいと葛藤しています。
ちょっぴり切ない気もしますが、狩りの本能は遊びで満たしてあげましょう。
4.よく眠る
猫はよく眠る動物です。日中のほとんどを寝て過ごしていますが、これも重要な任務です。猫は他の動物が寝静まってからが本番!狩りに備えて体力を温存しているのです。
5.飼い主さんの邪魔をする
最後は少々困ったお仕事です。猫はしつこく構われることは嫌うのに対して、こちらが忙しくしていると邪魔してきます。これは、勿論わざとです。
猫は意外にも、嫉妬深くて不安になりやすい動物です。飼い主さんが自分以外の誰か(何か)に夢中になっていると、ヤキモチを焼いてしまいます。
邪魔は「構って」のアピールです。全ての要求を飲む必要はありませんが、無視ばかりしていると不安定になってしまいます。
そこで、ONとOFFのスイッチを上手に使いこなしましょう。構わない時間帯を設ける代わりに、必ず遊びに付き合う時間も作ります。
遊んでもらえると分かると、むやみに邪魔をすることがなくなるでしょう。
飼い主さんを見守るのも仕事!!
就寝中、顔にお尻を向けてくることはありませんか?
さすがにお尻は…と困惑する飼い主さんも多いでしょう。
この行動には諸説ありますが、飼い主さんを守っているという説があります。
眠っている間は無防備になってしまうので、いざという時に備えて待機しているそうです。
猫は、不器用ながらも飼い主さんを大切に思っているのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:こはる♀ / 2歳 / マンチカン / 3.3kg
猫好きさんの間で有名な、あの行動が仕事だったなんて…と意外に思うものはあったでしょうか?
猫も黙々と働いていたのですね(笑)
中にはちょっぴり迷惑なものもあるかもしれませんが、適切な対処をすることで落ち着くでしょう。
頭ごなしに叱らずに、行動の意味自体は尊重してあげてくださいね。