面倒くさがりな猫を遊びに誘うには?

猫を遊ばせることは、運動不足やストレス解消に役立ちます。飼い主との大切なコミュニケーションでもあります。たくさん遊ばせてあげたいですね。
中には、面倒くさがりで、遊びに誘ってものってこない子もいますが、そんな猫でも、ちょっとしたポイントを押さえておくと遊んでくれることがありますよ。
猫と遊ぶときは、飼い主側もテレビやスマホを見ながらではなく、遊ぶことに集中して猫と向き合ってあげて下さいね。
1.猫の好みに合わせたおもちゃ

猫のおもちゃも色々ありますが、猫は気に入らなければ遊びません。猫にもおもちゃの好みがあるので、何が好きかを知る必要があります。猫じゃらしで見向きもしない子でも、ボールなら喜んで追いかけることもあります。箱や袋など、狭い所に入って遊ぶのが好きな子もいます。
色々試してみないとわかりませんが、猫は家の中のちょっとしたものでも遊び道具にしてしまいます。たとえばパンなどの袋についている留め具や輪ゴム、鈴、毛糸、ティッシュの箱や紙袋など。普段の様子を見ていると、猫の好みがわかると思います。猫が好きなもとの同じようなおもちゃを買ってあげるといいのではないでしょうか。
2.猫の好みに合わせた遊び方

飼い主が猫と遊んであげる場合、猫じゃらしの動かし方にも工夫するといいでしょう。猫によって、速い動きが好きな子もいれば、ゆっくりなのが好きな子もいるのです。
猫の遊びは狩りの疑似体験のようなもの。獲物を追いかけているつもりにさせてあげると喜びます。おもちゃを見せたらすぐに隠したり、早く動かしたりゆっくりにしたり、壁を登ったりジャンプしたり。そんな風に生き物のように変化のある動きをすると、狙ってくることがあります。
3.猫が遊びたい時間

お腹がすいているくらいのときの方が、猫はよく遊ぶと言われています。猫の遊びは獲物を追いかける真似をすることが多く、獲物を追いかけるのは空腹のときだからです。
お腹がいっぱいのときは獲物を追いかける必要がないので、あまり遊ばないようです。食事の直後は暴れると吐いてしまうことも。ひと遊びしてから食事にした方が、フードもよく食べてくれるでしょう。
また、猫は夜行性なので、昼間はのんびりしていることが多いもの。活発になる夕方や夜なら遊ぶこともあります。飼い主が寝てから走り回ることが多い猫なら、夕方から夜に遊んであげることで満足して夜中の運動会をやめてくれるかも知れません。
まとめ

猫と一緒に遊べたら楽しいですよね。なかなか遊びにのってくれない猫には、おもちゃの種類や動かし方、遊ぶ時間などを工夫してみましょう。遊びは室内飼いの猫の運動不足解消に必要です。猫が好む方法で遊ばせてあげて下さいね。
ただし、無理矢理遊ばせるのは猫のストレスになってしまいます。どうしても気分がのらなかったり途中でやめてしまったら、そっとしておいてあげましょう。また、年齢を重ねるにつれて遊ぶことは少なくなります。シニア猫にはあまり無理をさせないようにしましょう。