猫トイレの置き場所
猫を飼う上で一番最初に決めなくてはいけない事の一つに「猫トイレの置き場所」があります。
毎日使うものなので、頻繁におく場所を変えるわけにはいきません。かといって、置く場所はどこでも良いわけではないのです。
ここでは避けるべき猫トイレの置き場所を紹介していきます。
初めて猫を飼う方や、今までそんなに考えずに猫トイレを置いていたよという方は、ぜひチェックしておきましょう。
そしてもし当てはまることがあれば、もう一度置き場所を再考してみることも検討しましょう。
1.騒がしい場所
人間も猫もトイレは落ち着いて済ましたいものです。にも関わらず、騒がしい場所においては落ち着く事ができません。
特に猫の聴覚は人間よりも優れていますので、遠い音もよく拾います。
音楽を聞くものなど音がなる機械が近くにある場所や、人通りの多いところ、また窓際などは外に鳥類などの野生動物の姿を見かける事がありますので、あまり適さない場所と言えるでしょう。
なるべくいつ行っても静かな場所に設置してあげると、愛猫も気兼ねなくいつでも利用する事ができます。
排泄に集中できる場所は、人間でも猫でも関係なく好まれる場所となるのです。
2.人目につかない場所
上記で騒がしい場所はNGとお伝えしましたが、全く人目につかない場所もよくありません。
というのも、猫が排泄する尿の回数や糞の形状などは、愛猫の健康状態を把握する上でも重要なものなのです。
いつもと違う様子を見て体調不良に気づくこともあります。
そのため人目につかない場所では回数が分からなくなったり、そもそもトイレが汚れているのかどうかも気づきにくくなります。
それはトイレ掃除が行き届かなくなることにも繋がりますので、設置場所にはお勧めできない場所となります。
3.ご飯を食べる場所の近く
いつもご飯を与えている場所から近いところにトイレを設置することは避けましょう。
人間も当然ですがトイレの近くで食事をすると、食欲がなくなりますよね。それは猫も同じです。
ご飯を食べるところとは別のお部屋に設置してあげて、それぞれの本能行動は分けて気兼ねなくできるように工夫しましょう。
匂いに関して猫は嗅覚も優れているので、トイレ掃除もマメにしてあげてご飯を食べる行動を邪魔しないように環境を整えることも飼い主の務めです。
まとめ
上記のことに注意してトイレを設置するだけでも、愛猫にとっては居心地が良くなります。
ストレスの少ない生活がお互いにとって良い生活となりますので、毎日使うトイレに関しては慎重に場所を選ぶようにしましょう。