1.来客
![ぐったりな猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/0/6e1bdb82129c4824300e6bd1c2a585be.jpg)
来客がくることは、猫にとって気疲れの原因となってしまいます。見知らぬ人という慣れない要因に加え、ナワバリに入ってこられるためストレスに感じてしまうのです。たいていの猫は嫌がるでしょう。
怖がって逃げてしまう場合も多いです。ずっと隠れて出てこないときはムリに引っ張り出さないようにしましょう。せっかく頑張って隠れているのですから。
来客がいる間警戒している猫は、来客が帰ると気疲れしているでしょう。おそらくグッタリと寝る場合が多いと思います。そんな時はそっとしておいてあげましょう。
2.移動
![疲れた様子の子猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/4b456b67b1a102690c9de21c751a6922.jpg)
移動は猫にとって気疲れの原因となります。ただでさえ環境の変化に敏感なのに、周りで今何が起きているかわからないためストレスを感じるでしょう。聴き慣れない音や知らないニオイ、振動など、猫を気疲れさせるモノであふれています。
場合によっては吐いたり粗相してしまったりするかもしれません。移動の気疲れを軽減させるには、必要最低限のときだけ行うこと。そしてキャリーの中に猫のニオイがついたタオルなどを入れておいてあげましょう。
完全に気疲れを予防できるわけではありませんが、多少はマシになります。気遣ってあげてください。
3.引っ越し
![だらっとする猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/0733735bd5a908729c5fd9d65c32e52c.jpg)
引っ越しはかなり猫を気疲れさせてしまいます。ガラッと周りの環境が変わるのですから当然です。飼い主さんにとっては楽しい引っ越しでも、猫にとってはストレスでしかありません。
新居についた当日は、1部屋だけに入れておいてあげるとよいようです。筆者もこの間愛猫3匹と引っ越しましたが、それぞれで違いました。
元野良猫の子は驚くほどすぐに慣れ、ボス猫は2〜3時間で慣れていました。唯一オス猫だけがずっとガタガタ震えており、2日間くらい挙動不審に。
完全に気疲れをゼロにはできませんが、なるべく愛猫がそれまで使っていたベッドや毛布などを新居に置いてあげてください。自分のニオイがついたものがあれば、少し安心できるようです。
4.新入り
![ほっといて欲しそうな猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/1/3e6c06e27146a9a0ba76d189936dca7c.jpg)
新入り猫や新入り赤ちゃんなど、新しく家に来た存在に気疲れする場合も。猫にとってはナワバリに勝手に入ってきた侵入者であると共に、未知の脅威であるからです。
威嚇しながら気疲れもしているでしょう。そして飼い主さんの気がその新入りにいってしまおうものなら…。多大なるストレスを感じてしまうでしょう。
新入りがきた時に一番気をつけなければいけないのが、猫を最優先にすることです。そうでないとストレスで体調を崩してしまうかも。これまで以上に愛情を注いであげてください。
5.音
![疲れた猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/4/68777dca512a368dc4d98c764e8a2689.jpg)
猫は大きな音が苦手です。ちょっとした物音にもビクゥッとなるビビりな猫もいます。性格による部分も大きいですが、なるべく静かな環境においてあげた方がよいでしょう。
どこかで工事をしていると、その音によってかなり気疲れしてしまいます。ただ猫が興味のあることに注意を向けさせると、気疲れを軽減させられるかもしれません。
おもちゃなどで遊んであげれば、音のことは気にしなくなるからです。なるべく気をそらせてあげましょう。
まとめ
![寝る直前の猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/9/873aacc8f678873e597b2b79cbf6527c.jpg)
猫はとても繊細で敏感な生き物なので、ちょっとしたことで気疲れしてしまいます。人の感覚で見ていると気がついたら体調を崩していた、ということになりかねません。十分注意してあげてください。