猫が『寝言』をいうのはなぜ?鳴き声の種類や注意すべきポイントを解説!

猫が『寝言』をいうのはなぜ?鳴き声の種類や注意すべきポイントを解説!

猫も夢を見ることが分かっています。そして、内容に応じて寝言をいうこともあるようです。どのような寝言なのでしょうか?今回は、猫の寝言について詳しくご紹介いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

寝ながら「ウニャウニャ」これって寝言?

眠る猫

寝ている猫を眺めていると「ウニャウニャ…」何かを言っているように見えることがありますよね。

これは寝言です。猫も人間のように寝言を言うことがあります。何が起きているのでしょうか?

記憶の整理をしている

閃く猫

記憶の整理と定着は睡眠中にしかできないといわれています。

その日体験したことを反復し、大切な内容は記憶として定着させます。その過程で夢が作られ、浅い眠りであるレム睡眠中にはストーリー性のある夢を見ます。

猫が実際に夢を見ているかどうかについては確認のしようがありません。もしかしたら、私たち人と同じように夢を見ているのかもしれません。

夢を見て寝言をいう

月と猫

猫は浅い眠りであるレム睡眠の割合が多いので、夢を見る機会は多いかもしれません。見ている夢の内容に応じて、寝言が変わるのでしょう。

どんな寝言をいうの?

手を挙げる猫

猫も夢を見ながら寝言をいう可能性がありますが、寝言にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは寝言のバリエーションをご紹介いたします。

「んー」

リラックスする猫

スースーという寝息に混じって「んー」という小さな声が聞こえてくることがあります。とてもリラックスした内容の夢を見ているときに出る寝言でしょう。

寝顔も穏やかなことが多いので、心地よい気分で眠っている様子が伺えます。そっと見守ってあげましょう。

「ククッ」「ケケケ」

走る猫

狩りにまつわる夢を見ていると「ククッ」や「ケケケ」のような声を出す可能性があります。起きているときに見られるクラッキングが寝言としても出てくることがあるのです。

ただ現実と異なるのは、夢の中では本当に狩りができそうなシチュエーションもあるということです。

必ずしも葛藤というわけではなく"狩るぞー"というやる気から興奮している可能性があります。思う存分、夢の世界に浸っもらいましょう。

「ニャオ」「ニャー」

じゃれる猫

「ニャオ」や「ニャー」は人間に向けた猫の言語です。猫同士はボディランゲージで会話をすることが主流なので、飼い主さんと一緒にいる夢を見ている可能性があります。

"遊んでー"や"お腹すいたよ〜"など、日常のあるあるを夢でも追体験しているのかもしれません。

また、同居している動物に対しても「ニャー」ということがあることから、身近な誰かと楽しく過ごしている平和な夢であることが想像できます。

気をつけてほしい寝言

驚く猫

寝言はポジティブなものばかりではありません。次のような寝言が聞こえてきたら、悪夢から助け出してあげましょう。

うなされている

警戒する猫

私達も怖い夢を見ているとうなされることがありますよね。猫にもそのようなことがあるのでしょう。明らかにうなされているようであれば、声をかけて起こしましょう。

「シャー」と威嚇している

威嚇する猫

寝ながら「シャー」と威嚇する声を発しているときは、夢の中でピンチに陥っているのかもしれません。

うなされているときと同様に、起こしてあげてください。ここで1つ気をつけてほしいのは、体に触れないということです。

たとえ寝言でも、触れられた手が夢と連動してしまうことで攻撃されてしまう可能性があります。あくまでも声をかけて起こしましょう。

まとめ

寝相が面白い猫

猫の脳は人間の脳の構造に似ています。だから、私達と同じようなメカニズムで寝言を話すことが明らかになっています。

寝言の種類から、愛猫の夢の世界観を想像することも楽しそうですね。寝顔を見る視点もさらに豊かになるでしょう。

楽しそうな様子には共感し、怖い思いをしているようであれば、助け舟を出してあげましょう。

最後に、激しいいびきや痙攣には要注意です。これらは不調のサインなので、度々起こるようであれば獣医さんに相談しましょう。

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