猫が急に『ゴロンと寝転ぶ』3つの理由

猫が急に『ゴロンと寝転ぶ』3つの理由

「何の前ぶれもなく突然猫がゴロンと横になりはじめる」といった光景を見たことがある飼い主さんは多いのではないでしょうか。特に眠たそうな顔をしていたわけではないのに、なぜ突然横になることがあるのか、その理由について本記事で解説をしてまいります。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

猫が突然ゴロンと横になるのは何故?

寝転んで遊ぶ猫

猫が突然ゴロンと横になるのには、大体以下のパターンに分けられると思います。

一体どのような心理、理由からゴロンと寝転んでいるのか、さっそくパターン別に解説してまいります。

「ゴロンと寝転びながら愛猫が何を訴えているのか知りたい」「ゴロンと横になるのはもしや具合が悪いせい…?」と思っている方のご参考になれば幸いです。

くつろぎたいから

単純に「今からくつろごう!」と思って、ゴロンと寝転ぶパターンは非常に多いです。

このようなパターンの場合、お気に入りの場所や安心できる飼い主さんの近くに移動してからゴロンと横になり、毛づくろいをはじめたり、ウトウトとする傾向にあります。

甘えたいから

甘えん坊さんな猫の場合、飼い主さんの足元でゴロンと寝転んで「構ってよ~」とアピールすることがあります。

ゴロンと寝転んだ後にクネクネとからだを動かしていたり、スリスリとからだを寄せてくるようであれば、高確率で甘えたがっているといえるでしょう。

暑いから

寝転んで涼む猫

夏の暑い時期限定でゴロンと横になる事が多い場合、涼もうとして床に寝転んでいる可能性が考えられます。ひんやりとした床の上で寝転ぶことによって、少しでも暑さを緩和したいのでしょう。

もし、愛猫が部屋の中で横になりながら暑そうにしている場合は「冷房をさらに強くする」「涼しい部屋に移動させてあげる」等の対策をとってあげると良いでしょう。そして、もし涼し過ぎた時のためにも冷気が避けられる場所も用意してあげましょう。

体調不良で急にゴロンと寝転ぶ…?

体調不良のせいで猫が急にゴロンと横になることはあまりないでしょう。もしあるとしたら、中毒や何かの病気の末期症状などで、すぐに救急治療が必要なほどに具合が悪いことが考えられます。

体調不良がある場合の猫は、あまり動かずにじっとしている、トイレの回数が減る、いつもとは違う声やタイミングでなく、食事にあまり興味を示さない等の異変が見られます。

じっとしている時の姿勢は、どこがどのようにどの程度具合が悪いのかによっても様々です。座っていたり、ふせてうずくまっていたり、丸まって寝ていたりします。

排泄物の状態や愛猫の行動などをしっかりと観察して、少しでも「おかしい」と思える点があるのであれば、すみやかに動物病院で相談してみてください。

早めに対処をすれば大事にならずに済む可能性も上がりますし、逆に対応が遅れれば命に関わってしまうケースもあるため、気になることがあれば病院で診てもらう事に越したことはないでしょう。

まとめ

寝転がる子猫

猫が急にゴロンと横になると一瞬びっくりする人もいるかもしれませんが、実はリラックスしていたり甘えたがっているケースもたくさんあります。

夏は適温であってもゴロンと寝転んでくつろいだり寝ていたりすることもありますが、暑そうであれば冷房の設定温度を下げたりして様子を見てみましょう。

もし具合が悪くて横になっているのであれば、そういえば最近ごはんを残していたとか、呼吸が早くなっているとか、表情にも元気がないなど、他にも何か異変があるはずです。

そのような時はできるだけ早く動物病院に電話をして様子を伝えた上ですぐに受診するのが良いでしょう。

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