猫が飼い主の『身代わり』になるって本当?よくある4つのケースを紹介!

猫が飼い主の『身代わり』になるって本当?よくある4つのケースを紹介!

猫はミステリアスな生き物です。時々、誰かの「身代わり」になったというエピソードに遭遇します。今回は、そのような体験談を4つご紹介いたします。

猫が「身代わり」になってくれたエピソード

猫と少年

猫は天国へと旅立つ際に「家族の不幸を持てるだけ持っていく」という噂があります。

もちろん科学的な根拠はないですが、本当にあるのかもしれないと実感させられる実体験が存在します。

今回は、愛猫が身代わりになってくれたと思われるエピソードを4つご紹介いたします。

1.飼い主さんが抱える苦痛を体現した猫

心配する猫

家庭環境や、家族間の関係性に悩みを抱えていたある女性のお話です。長い間辛い立場にいた彼女には、2匹の猫がいました。

ある日1匹は心臓の病に、もう1匹は目の病を患います。予後が心配される中、どちらも献身的な看病により回復したそうです。

飼い主さんは、自分が抱える苦しみを猫達が身をもって表現してくれたことに気がつきます。心臓の病は心の痛み、目の病は直視したくない現実を体現したものでした。

その後勇気を出して環境を変え、新たな1歩を踏み出すことができたそうです。

2.相棒の病気を肩代わりした猫

仲良し猫

猫を多頭飼育をする家庭に、特に仲良しな2匹がいました。ある日、1匹の猫に異変が現れます。

食欲がなく、水も飲めません。飲みたいけれど飲むことができず、苦しそうにしていました。すると、仲良しだったもう1匹が心配そうに寄り添い、同じような症状が現れます。

肝臓や腎臓が心配になった飼い主さんは、2匹を病院に連れて行きました。すると最初に体調を崩した猫は肝臓が悪く、もう1匹は特に異常がありませんでした。

その2日後、肝臓を病んでいた猫は突然回復しました。一方で相棒の体調が急激に悪化し始めます。他の猫達は距離をとる中、仲良しだった猫は最期の時まで寄り添い続けるのでした。

3.見えない敵と戦った猫

狩りをする猫

ある姉妹は、家庭で起こる怪奇現象に悩んでいました。特に妹の部屋はその現象が強くあらわれるので、とても怖い思いをしていました。

部屋にひとりでいることが苦痛になり、猫をパートナーに迎えます。すると元気だった猫が不可解な行動に出ます。部屋で大暴れすることを繰り返すのです。

ただ事ではないと、その様子をムービー撮影し動物病院へ。2度に渡る診察と精密検査の結果、異常は見当たりません。

その数日後、帰宅した妹は冷たくなった愛猫と対面することになりました。そこにはまた暴れた形跡があったそうです。死因は不明。

その後怪奇現象がなくなったところを見ると、愛猫が見えない敵と必死に戦い、葬り去ったのかもしれません。

4.飼い主さんの不調を背負った猫

リラックスする猫

これは筆者の実体験です。当時は頻繁に起こる頭痛に悩まされていました。特に頭痛持ちではありません。幸い市販薬が効いていたので、しばらく様子を見ていました。

その後、愛猫に異変か現れ始めます。診察の結果、脳腫瘍と診断されました。それから1ヶ月ほど経ったある雪の日、愛猫は息を引き取りました。そして、筆者の頭痛は嘘のように消えていました。

筆者の頭痛が心因的なものだったとするならば、看病で忙しくしているうちに治ったのかもしれません。しかし、タイミングを考えると「もしかすると…」という気持ちが過ぎらずにはいられません。

人間のストレスは猫に反映することも

隠れる猫

飼い主さんの不安や心配事、ストレスは猫に反映することがあります。言葉を交わすことはできませんが、飼い主さんの持つ雰囲気を敏感にキャッチするのです。

その結果体調を崩したり、猫の弱い部分である腎臓に影響が出てしまうことがあります。

食欲がない、元気がない、遊ばない、水を飲まないなどの異変があれば早めに動物病院を受診しましょう。

まとめ

顎乗せする猫

猫は母性本能が強く、逞しくもあり優しい動物です。感覚も鋭く、私達が抱える悩みを察知しては背負ってしまうことがあるようです。

身代わりというものが実在するかは分かりません。ただ、生きていると理屈では説明し難い出来事に遭遇することがあります。

身代わりを体験した人に共通していることは、愛猫への罪悪感です。日頃から愛猫の様子をよく見て、ケアをしてあげたいですね。

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