1.とにかく待つ
初対面の猫と仲良くなるには、とにかく待つことが大切です。人の方から近づくと、逃げられてしまう可能性が高いのです。なぜなら猫は自分が警戒心を解かないと、その対象には近づかない生き物だから。
猫の初対面の存在に対するパーソナルスペースは約2mと覚えておきましょう。ですから十分に猫の精査が終わっていないときに近づいてしまうと、距離を取られてしまいます。
そのためとにかく待って、猫の方から近づいてくるのを待ちましょう。仲良くなりたいと焦る気持ちは分かりますが、それが猫と距離を縮める近道です。
2.匂いチェックを受ける
もし猫が近づいてきてくれたら、いきなり触れようとするのではなく、匂いチェックを受けましょう。指先を猫の鼻先に近づけて、嗅いでもらうのです。
猫は匂いで様々なことがらを判断します。その基準は猫にしか分かりません。どのような審査があるのかが分かりませんが、匂いチェックは猫と仲良くなる第一関門です。
審査が通るかどうかは分かりませんが、とにかくチェックを受けてください。OKが出れば猫の方からスリスリしてくれるでしょう。
3.おやつ攻撃
おやつ攻撃は有効です。これ見よがしに見せてあげてください。その際、匂いを漂わせるとベストです。
美味しそうな匂いに惹きつけられて近寄ってくるでしょう。ただおやつはその時だけで、食べ終わるとさっといなくなる可能性があります。
猫は相手の気持ちを察するのが得意なため、おやつを食べているときに「仲良くなりたい」と心の中でアピールしましょう。その気持ちが伝わり、態度を軟化させてくれるかもしれません。
4.目を合わせない
人同士の場合、アイコンタクトは仲良くなるために大切なコミュニケーションですが、猫は全く逆です。目を合わせることは「喧嘩を売っている」という意味があります。初対面の場合はなおさらです。
目を合わせると仲良くなるどころか、逆効果になってしまいます。距離が近づいても視線を合わせないよう、注意していきましょう。もし合ってしまった場合、ゆっくりと瞬きをして敵意がないと伝えてください。
5.焦らない
猫と早く仲良くなりたいと気持ちがはやってしまいますが、焦らないようにしましょう。焦るとそれが猫に伝わり、避けられてしまうかもしれません。
ゆったりとした気持ちで臨むことが大切です。猫と徐々に距離を近づけていけば、スムーズに仲良くなれるでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:うめ♀ / 3歳 / アメリカンカール / 3.5kg
猫好きの人が嫌われて、猫嫌いの人が好かれる…。猫の世界は人の常識とは逆なことがあります。
自分に関心がなさそうな人に、興味を持つ傾向があるようです。ですから「自分は猫好きじゃない!」と装う方が猫と仲良くなれる確率が高まります。試してみてください。