『花粉症にかかりやすい』猫の特徴と対処法3つ

『花粉症にかかりやすい』猫の特徴と対処法3つ

猫も「花粉症」を発症することが明らかになりました。そして、驚くことに「かかりやすい」猫の特徴があるようです。今回は、花粉症を発症しやすい猫の特徴と、対処法を詳しくご紹介いたします。

SupervisorImage

記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

猫も花粉症になる!

花と猫

最近の研究によると、原因となる植物の特定は人とくらべると難しいですが、猫も花粉症になることが分かってきました。

猫の場合はどのような症状があり、どのように治療するのでしょうか?

症状

痒がる猫

花粉症による症状は、くしゃみ・鼻水・涙目・目ヤニ・皮膚の痒みなどがあります。人間と同様の症状が出るということです。

治療法

猫のお医者さん

症状も人間と同様ですが、メインとなる治療法も人間と変わりません。主に抗ヒスタミン薬や、ステロイド剤を用いて治療します。

ただし、猫は人間よりもはるかに体が小さいので摂取量は大きく異なります。

辛そうにしているからといって、人間用の市販薬を飲ませてはいけません。必ず動物病院で診察を受けましょう。

カゼとの識別が難しい

猫の聴診

花粉が飛散する時期は、同時に猫風邪を引きやすい(再発を含む)時期でもあります。症状も似ているため、識別が難しいのも事実です。

何れにしても放置して良いことはありません。猫風邪も自然治癒するものではないので、やはり異変があれば獣医さんに相談するようにしてください。

花粉症になりやすい猫の特徴

勉強する猫

花粉症はどのような猫にも起こり得るものですが、特に発症しやすい猫の特徴があります。

長毛種の猫

長毛種の猫

毛足の長い長毛種の猫は、被毛に花粉が付着しやすいという特徴を持っています。だから、短毛種の猫に比べると発症しやすい可能性があります。

1歳以上の猫

箱入り猫

花粉症は、花粉に触れる機会が多くなるほどリスクが増していきます。1歳を超える猫は、花粉に晒される年数も増える分、いつ発症しても不思議ではありません。

特に、免疫力が低下しているようであれば注意が必要です。

アレルギー体質である

食事を待つ猫

食物アレルギーがある場合や、皮膚炎を起こしやすいなど、アレルギー体質の猫は花粉症も併発しやすい傾向にある可能性があります。

愛猫を花粉から守る!適切な対処法3つ

じゃれる猫

人間でも辛い花粉症。愛猫には辛い思いをさせたくないですよね。そこで、大切な愛猫を花粉から守る手段を3つご紹介いたします。

1.床を綺麗にする

猫と掃除

猫は人よりも地面に近い位置で生活しています。花粉症シーズンは、特に床の掃除を丁寧に行いましょう。

掃除機をかけた後に、水拭きをするというひと手間が大切です。フローリングの目に沿って拭き取るようにしてください。

2.花粉を持ち込まない努力をする

洗濯物と猫

飼い主さんが帰宅する際や、洗濯物を取り込む際に、1度花粉を払うようにすることで、室内に持ち込む花粉の量を減らすことができます。

さらに、帰宅後すぐに着替えることも効果的です。猫の生活スペースに花粉をできるだけ持ち込まないように心がけましょう。

3.ブラッシングをする

ブラッシング

被毛に付着した花粉を、ブラッシングでこまめに除去することも大切です。特にリスクの高い長毛種の場合は、毎日行いましょう。

短毛種の場合は、ブラッシング後に蒸しタオルで拭いてあげても良いでしょう。

ブラッシング後は、抜けた被毛を掃除することを忘れないでください。粘着ローラーがあると便利です。

まとめ

マスクの猫

花粉症は、普段の生活の中で「できるだけ持ち込まない」対策が重要なポイントです。服に付着した花粉を払う、洗濯物をパタパタさせてから取り込むなどの習慣を身につけましょう。

猫は、花粉症による不快感を言葉で伝えることができません。花粉症シーズンは、いつも以上に健康チェックをしてあげてください。

異変がある場合は自己判断をせずに、必ず病院に相談して適切な治療を受けるようにしましょう。

スポンサーリンク