猫の唸り声の種類や気持ちを詳しく解説!
猫はその時の気持ちに合わせて様々な鳴き声を出します。
恐怖や怒り、興奮といった気持ちを表す際「唸り声」を使い分けて、自分の気持ちをアピールすることもあるのです。
そこで今回は、猫はどんな気持ちの時にどんな唸り声を出す傾向にあるのか、よくあるパターンを例に出しながら紹介していきます。
1.「シャー!」「ウゥ~!」といった「怒り」を表す唸り声
他の猫と喧嘩をしている時や威嚇をしている時、「これ以上はやめてほしい!」と怒りをあらわにしたい時、猫は「シャー!」といった鳴き声や「ウゥ~!」といった低い唸り声を出すことがあるのです。
このような唸り声は、怒りをあわらにしている事もあり、とても迫力が感じられます。
また、猫を触っていたり、近づこうとした際にこのような唸り声を出された場合は、そっと離れて遠くから見守ることをおすすめします。
2.「にゃおーん」「あおーん」といった「恐怖」を表す唸り声
大嫌いな病院やお風呂場に連れていかれたり、嫌なことをされそうになった際、「にゃおーん」「あおーん」といった雄たけびのような唸り声を出すことがあります。
「ここには行きたくない!」「怖いから嫌だ!」といった恐怖の気持ちをこのような鳴き声で表しているのです。
3.「ウワウワウ…!」といった「興奮」を表す唸り声
「猫の唸り声=負の感情を表している」といったイメージを持っている人は多いと思いますが、実はごはんを食べている時や、気になる獲物を捕獲する時などにも唸り声をあげることがあります。
ごはんを食べたり、獲物をくわえながらモゴモゴとした声で「ウワウワウ…!」と唸ることもあり、テンションがあがって興奮している気持ちを表していることが分かります。
4.痛みや不調を訴えている可能性も…!
普段はスキンシップが大好きな子なのに、ある日突然特定の場所を触った瞬間「ウー!」と怒っているような唸り声を出した場合は注意が必要です。
怪我をしている場所を触られたり、具合が悪い時に触られると、猫はからだの不調を唸り声でアピールすることがあるのです。
「そこは痛いからやめて!」「今は元気がないから触らないで」といった猫からのメッセージかもしれないので、少しでもからだに異変が見られる場合は早めに動物病院へ連れていきましょう。
まとめ
猫はその時の気持ちに合わせて、ありとあらゆる唸り声を出します。
飼い猫が唸り声をあげた時は、一体どのような気持ちになっているのか察してあげて、猫の気分を損ねないように振る舞うことをおすすめします。