猫が見せる「助けを求める時の行動」とは?
人間同士で助けを求める時は、直接言葉で「助けて」と訴えることができますが、猫は人間の言葉で助けを求めることができません。
その代わり、様々な行動をとって飼い主さんに助けを求めることがあるのです。
一体どのような行動で猫は飼い主さんへSOSを出すのか、さっそく具体例を紹介していきます。
1.怖がって隠れたり、警戒をしている
見慣れない来客がやってきて怖がって隠れたり、「シャー!」といった鳴き声を出して警戒している場合、猫が助けを求めている可能性があります。
「あれは誰?怖いから助けて!」「これ以上あの人を近づけさせないで」といった気持ちをアピールしているのでしょう。
2.いきなり攻撃的になったり邪魔をしてくる
普段温厚な猫が飼い主さんに対していきなり攻撃的になる場合、何らかの異変やピンチを訴えているのかもしれません。
それだけ必死になっていたり、余裕がない状態ということなのでしょう。
また、飼い主さんの気を引くためにわざと邪魔をしてくる猫も多いようです。
家の中でいたずらをしたり、飼い主さんの行動をいちいち阻止してくるような時は、何かを訴えようとしている可能性があります。
3.近寄ってきて甘える
日頃甘えることが少ない猫がいきなり甘えてきたり、たくさん構ってあげているのに必死に甘える場合、飼い主さんに何らかのお願い事や助けてほしい事を訴えている可能性が考えられます。
「可愛く甘えれば、飼い主さんは言う事を聞いてくれる」と思って、このような行動をとっているのかもしれませんね。
「愛猫から可愛くおねだりされたら、思わず何でもしてあげたくなる!」という飼い主さんの心理をよく分かっている行動といえますね!
4.体調不良であることをアピールしている
あきらかにぐったりとしていて具合が悪そうだったり、「ごはんを食べない」「排泄をしようとしない」といった行動が見られる場合は、体調に関するSOSを訴えている可能性があります。
このような場合は、できるだけ迅速に愛猫を動物病院に連れていくのが懸命です。異変に素早く気づくためにも、日頃から愛猫の体調の変化をこまめにチェックしておくことをおすすめします。
まとめ
飼い猫が助けを求めている場合、基本的に解決策を考えてあげられるのは飼い主さんしかいません。
愛猫がどのような助けを必要としているのかじっくりと見極めて、適切な行動をとってあげましょう。