猫にとって留守番はストレスになる?
猫は留守番が得意な動物というイメージがありますが、実際にはどうなのでしょうか?
概ね大丈夫!
猫は、日中の活動量が元々少ない動物なので大半は心配いりません。飼い主さんの外出後は、のんびり寝て過ごしていることが多いでしょう。
行動の制限が若干ストレスになるかも
安全確保のため、留守番中は行き来できる範囲が限定される家庭が多いでしょう。普段は自由に入れる場所への立ち入りが制限されてしまうこともあります。
猫は縄張りのパトロールを日課にしているので、制限が発生することで少しストレスを感じてしまうことがあります。
留守番が苦手な猫もいる
「猫は家に着く」といわれていましたが、中には明らかに人に着いている猫もいます。お互いの関係性が親密になりやすい現代っ子の猫は、必ずしも留守番が得意とは限りません。
飼い主さんがいない寂しさや、孤独になる不安のほうが余程ストレスになる猫もいるのです。
留守番が楽しくなる!?帰宅後のケア
留守番を頑張った猫へ、帰宅後にしてあげてほしいケアを3つご紹介いたします。習慣化することで、留守番が楽しくなるかもしれません。
1.ご飯の支度とトイレ掃除
自動給餌器を活用していない場合は、お腹を空かせて待っています。まずはご褒美という意味も兼ねて、ご飯を食べさせてあげましょう。
愛猫が食事をしている間に、トイレ掃除をすることも大切です。猫は綺麗好きなので、排泄物が溜まるとトイレを我慢してしまいます。
トイレの数を増やす工夫や、砂を多めに入れることも重要なポイントですが、やはり帰宅後すぐに掃除をしてあげることで安心してもらえるでしょう。
2.自由にパトロールさせる
留守番による行動制限を解き、自由にパトロールさせてあげましょう。これが習慣化すると、飼い主さんが帰宅すればパトロールができると安心感が得られます。
元々猫はルーティンを大切にしている動物なので、習慣化が心の安定に繋がります。
3.甘えさせてあげる
帰宅後は疲れていると思いますが、愛猫の甘えに付き合ってあげてください。すり寄ってきたら撫で、おもちゃを銜えてきたら遊んであげましょう。
猫は短期集中型なので、数分程度で大丈夫です。これも日課に加えることで、帰宅後の楽しみになります。
ひとりに慣れさせることも大切!!
甘えっ子な性格の猫は、日頃から適度な距離をとってひとりに慣れさせることも重要です。家にいても、敢えて構わない時間を設けます。
その代わり、我慢ができたら少し大袈裟に褒めてあげてください。猫も褒めれば伸びます。
このように、少しずつ訓練することで最低限の留守番ができるように頑張りましょう。
まとめ
大半の猫にとって留守番は、それほど苦になることではありません。しかし、あまり得意ではない猫がいることも覚えておいてください。
愛猫がどちらのタイプなのか、理解することが大切です。それに応じて、留守番の特訓が必要になることもあります。
帰宅後は愛猫を労ってあげてください。褒められることや、思う存分甘えられることが明日の励みになるでしょう。