猫がリラックスできる意外な場所
愛猫が見当たらないと思ったら、意外な場所からひょっこり顔を出す、なんてことがよくありませんか?猫は心地よいと感じる場所を探すことが得意なのです。
ここでは、猫がリラックスできる少し「意外な場所」を5つご紹介いたします。
1.テレビの裏
テレビと壁の間にある薄暗い空間を好む猫がいます。これは野生の本能から「安心できる」と感じているのです。
インターホンが鳴ったり、来客があると咄嗟に避難する習慣を持つ猫もいるのではないでしょうか?
愛猫がテレビの裏を隠れ家にしているようであれば、こまめにホコリを払っておきましょう。
2.棚の中
まるで置物のように、棚を占領していることはありませんか?わざわざ棚の中身を放り出して入り込むこともあるでしょう。
元々猫は、穴蔵を隠れ家にしていました。天敵から身を守るために隠れていたのです。
その名残りで、家庭内でもすっぽり収まるスペースを自分の基地にすることが多いのです。
愛猫の為に、敢えて棚の一部を空けておいても良いかもしれません。
3.タンスの上
猫は狭くて薄暗い場所と同様に、高い場所も好みます。これも本能が関与しています。
高い場所は周囲を見渡すことができ、仮に敵がいても簡単には襲われない優位な位置になります。
キャットタワーがなくても、タンスの上が空いていればそこを縄張りにします。落とされては困るものを置かないように気をつけましょう。
4.出窓やカーテンの裏
猫はひなたぼっこが大好きです。適度に陽を浴びることで、皮膚の殺菌効果やビタミンDを補う作用があるからです。
さらに窓辺で過ごすことで、季節感を味わうことができます。窓の鍵は常にかけておくように心がけてください。
5.飼い主さんの枕の上
猫用の寝床があるのにも関わらず、なぜか飼い主さんの枕を寝床にしてしまう猫がいます。
これは、飼い主さんのにおいに包まれることで安心感を得られるためです。寂しいお留守番も、枕の上で眠っていれば大丈夫ということもあります。
特に支障がなければ好きにさせてあげてください。抵抗がある場合は、起床後に枕を押し入れに収納しましょう。
もし枕を新調するのであれば、古いほうを愛猫用にすれば猫は喜んでくれるでしょう。
高すぎる場所には気をつけて!
猫が好む場所に「高い場所」を挙げましたが、1つ注意してほしいことがあります。
実は、猫は高い場所へとスムーズに登れる一方で、降りることは苦手という弱点があります。万が一の場合は、飼い主さんが降ろさなければなりません。
よって、飼い主さんの手が踏み台に乗って届く範囲に留める必要があります。ギリギリ届くけれど、愛猫を降ろすのは厳しいと感じる場所は、箱を置いて塞いでしまいましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:きな子♀ / 1歳 / ミヌエット / 1kg
猫は安心感を求めて、意外な場所に潜んでいることがあります。(いないなぁ…)と悩んだら、狭くて薄暗い場所や高い場所を探してみてください。
また、愛猫のアジトになった場所は、こまめに掃除するように心がけましょう。危険がない限りは好きにさせてあげることで、より安心して過ごすことができるでしょう。