1.無理強いはしない
一番大切なのは、猫の嫌がることをしないことです。スキンシップを猫が望んでいなければ、潔くあきらめましょう。
猫が人間に甘えたいと思っている場合は近くに寄ってきたり、鳴いたり、トントンしてきます。待っててくださいね。
2.嫌がる前にやめる
お互いがスキンシップのタイミングになった時は、タップリと猫との時間を大切にしましょう。しかし、嫌がる前にやめる必要があります。
尻尾をゆっくりと大きく振ったり、横座りをした時は「終わってほしい」という猫の合図です。そのまま続けると猫パンチをされ、最終的には噛まれます。
3.苦手なところは少しだけ
猫はお腹やお尻周り、尻尾を触られるのを嫌がります。逆に喜ばれるのは猫自身が舐められないところ、つまり顔周辺、首の後ろ、顎の下、耳の下などです。
口の周りやあごの下から撫で始め、徐々に背中に移り、お腹に触れられるようになれると良いでしょう。
ただし猫の苦手とする場所は短時間にしましょう。
4.噛み癖をつけないように
猫と遊ぶのも一つの「スキンシップ」ですが、必ずおもちゃを使います。手や足など、人間の身体をおもちゃにするのはやめましょう。
猫はおもちゃには噛み付いたりケリケリをして遊びますから、痛いだけではなく、怪我や病気の危険性もあります。
5.口移しはNG
猫の口の中は雑菌が多いです。猫と人との共通感染症を防ぐ上でも、口移しでご飯のやりとりをしたり、人間の使用しているお箸やスプーンを猫にも使ってしまうのはやめましょう。
お互いの健康のためにも、猫との関係は「親しき仲にも礼儀あり」と心得てくださいね。
一緒のベッドで眠るのもできるだけ避けた方が良いです。
まとめ
猫と『スキンシップ』をするときに注意すべきこと5つについてお伝えいたしました。
猫の身体の不調に気が付けるのは、一緒に暮らす人間だけです。身体に触れたり、猫の匂いを嗅ぐ事から、猫の体調の善し悪しを見分けることができます。
いつでも猫の身体に触れられるように、時間をかけて猫の喜ぶ場所を研究してみてくださいね。