病院で大人しいワケは?猫が『強がっている』ときの仕草3つ

病院で大人しいワケは?猫が『強がっている』ときの仕草3つ

病院が嫌いな猫は多いですよね。連れて行くのに苦労するという飼い主さんは多いはず。でも、病院では意外と大人しくしていませんか?本当は怖くてたまらないけど、我慢しているのでしょうか?猫が強がっているとしたら、どんな仕草でわかるでしょうか?

猫が我慢してしまうのはなぜ?

目を細めた猫の顏のアップ

猫は体に痛みや異変があっても、それを隠そうとします。単独で生きてきた猫の習性によるものです。周囲に弱みを見せることで敵に襲われる危険性があるため、猫は病気やケガをしていても何でもないふりをしてしまうのです。

人間と暮らすようになったイエネコでも、この習性は残っています。信頼している飼い主さんであっても、弱いところを見せまいとしてしまうのです。そんな猫ですが、我慢しているときの仕草があります。ちょっとした行動から、猫が強がっていることがわかるのです。

1.喉をゴロゴロ鳴らす

猫の顎の下を撫でる人の手

猫が喉を鳴らすのは、ご機嫌なときですね。飼い主さんが頭や顎の下を撫でてあげると、気持ちよさそうにゴロゴロと喉を鳴らすのではないでしょうか。ただ、猫が喉を鳴らすのは、よいときだけではありません。不安を抱えていたり、体に痛みがある場合にも喉を鳴らすことがあるのです。

病院に連れて行ったときに喉を鳴らしていたら、病院が好きなのではなく、本当は怖いのかも知れませんね。

2.飼い主さんを見ない

視線をそらしている猫

猫とアイコンタクトがとれないときは、苦痛や恐怖を我慢している場合があります。飼い主さんが見ても視線をそらすのは怯えていることも。視線をそらす仕草は、負けを認めたというサインでもあります。

体に異変があって、痛みが軽度のときなども、飼い主さんと視線を合わせようとしなかったり、周囲にも目を向けずに節目がちになります。

3.飼い主さんに威嚇する

上目づかいで歯をむき出しにする猫

いつもより大人しいなと思って触ろうとしたら、威嚇されたということはないでしょうか。猫がイライラしているときは、強いストレスを感じて攻撃的になっている可能性があります。痛みによるストレスでも攻撃的になることがあります。

病院の待合室などでは、心配でつい声をかけて撫でたくなりますが、そうされると猫は逆に不安になってしまうので、そっとしておいてあげましょう。相手を攻撃することで自分の弱さを隠そうとする場合もあります。

まとめ

寝そべっているの猫

病院に連れて行くと、意外と静かにしているという猫は多いです。嫌がって暴れる子もいますが、基本的に猫はポーカーフェイスが上手です。野生では群れではなく単独行動をしていた猫。その名残で、弱さを見せまいとするところから、ポーカーフェイスになってしまうのです。

外部に現われないお腹の痛みなど、病気を隠されてしまうと、飼い主さんが気づけずに治療が遅れてしまうこともあり、困ります。ただし、そんな猫でも、ちょっとしたサインはあるんですよ。本当は痛いんだよ、苦しいんだよ、怖いんだよ、そんな猫のサインを、飼い主さんが見つけてあげられるといいですね。

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