不意の災害に備えよう!猫の『非常持ち出し袋』に入れるべきもの4つ

不意の災害に備えよう!猫の『非常持ち出し袋』に入れるべきもの4つ

災害に備えて非常持ち出し袋を準備しておくのは大事なことです。もちろん、猫を飼っているなら猫の分も必要になります。飼い猫さん用の非常持ち出し袋を用意してあるでしょうか? 猫の非常持ち出し袋には、何を入れたら良いでしょうか?

『非常持ち出し袋』は猫の分も用意を

非常持ち出し袋とブルーシートやロープなど

災害が起き、避難しなければならない時に備えて、非常持ち出し袋を用意しておきましょう。猫を飼っているなら、人間だけでなく、猫の分も必要になります。

人間用の非常持ち出し袋と猫用の非常持ち出し袋に加えて猫を連れて行くとなると、かなり大変です。非常持ち出し袋の中には、持って行ける最低限必要なものを準備しておきましょう。

1.エサと飲み水

エサの入った食器をのぞく猫の頭

猫用の食事は、キャットフードを最低でも3日分用意しておきます。できれば1週間分は用意しましょう。避難所ではペットフードも届けられますが、時間がかかることが多いので、フードは余分にあった方が安心です。

特に、療法食を食べている猫ちゃんは、避難所では手に入りにくいので多めに準備しておきましょう。持病があり、薬を飲んでいる猫ちゃんは、薬も絶対に欠かせません。

飲み水は、人間用の水か水道が使えれば水道水で構いません。ただ、人間用のミネラルウォーターを与える場合は、軟水にして下さいね。硬水はミネラル分が多いため、猫は尿結石を起こしやすくなります。

エサや水を入れる食器は他のもので代用できますが、折りたためる携帯用のペット用食器があると便利です。

2.トイレ用品

ダンボール箱から顔をのぞかせる猫

フードとともになくてはならないのがトイレです。とはいえ、トイレはかさばりますね。ポータブルトイレも市販されていますが、段ボール箱で代用することも可能です。ビニールをかぶせた箱に新聞紙をちぎって入れれば猫の簡易トイレになります。

さらに、ペットシーツも用意しておくと良いでしょう。排泄物を処理するためのビニール袋も忘れずに。粗相をしてしまうことも考えられるので、ペーパータオルやウェットティッシュ、さらに避難所で周囲の方に迷惑にならないよう消臭スプレーなどもあるといいですね。

3.首輪とリード

ハーネスをつけて見上げる猫

普段から首輪やハーネスに慣れておくこと、また迷子札もつけておくと、災害時にはぐれてしまった時も見つかる可能性が高いです。

リードがあれば、避難する際に逃げられる危険性も少なくなりますし、避難先で散歩させてあげることもできるので準備しておくと良いでしょう。

非常持ち出し袋の中に入れるものではありませんが、避難時に移動しやすいキャリーもマストアイテムです。さらに洗濯ネットがあると、パニックになった猫を捕まえたり、落ち着かせたりするのに役立ちます。

4.写真や手帳

猫の前にある手帳とペン

迷子になってしまった時に備えて、飼い猫さんの写真も非常持ち出し袋にしのばせておくことをおすすめします。

そのほか飼い主さんの連絡先や、猫の健康状態や病歴、飲んでいる薬があれば薬の名前、かかりつけの動物病院などを記した飼育手帳を用意しておきましょう。

まとめ

飼い主さんに抱かれた猫

いざという時のために準備しておきたい非常持ち出し袋。飼い猫さんの分も用意しておきましょう。

非常時には人間も慌ててしまいますが、猫ちゃんもパニックになりやすいものです。あらゆる事態を想定して、避難経路を確認したり、荷物と猫の入ったキャリーを同時に持ち出せるかなど確認しておくことが大切です。

猫ちゃんと一緒に、日頃から避難訓練を行うといいですね。

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