猫の『やけど』を招く危険アイテム8つ!使用時の注意点は?

猫の『やけど』を招く危険アイテム8つ!使用時の注意点は?

やけどの怖さは放置するとひどくなること。しかも猫の場合は毛があって分りにくく、さらに患部を舐め壊す心配もあります。家の中は猫にとって危険がいっぱい!猫と暮らす上で気をつけなければいけない危険アイテム8つをご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

台所

フライパンとキジトラ白

1.台所

火に熱い油に熱湯と、台所はやけどの危険がいっぱいです。刃物などもありますし、衛生面からも台所への猫の出入りは避けたいものです。

入ってきたらきちんと叱って、台所にいる間は猫から目を離さないようにしましょう。

また、鍋をおろした後はコンロカバーでコンロにフタをすると、高熱のIHコンロを踏む心配もなく安心です。

リビングなど

ストーブと白黒猫

2.アイロン

とにかく作業中は接近禁止。暖かいアイロン台が好きな猫もいますが、それは終わるまで我慢してもらいましょう。

使用後は猫が近寄れない場所でアイロンの熱を冷やします。

3.電気ケトル・ポット

猫がすりすりして落としたり、倒したりすると危険です。熱湯は広範囲のやけどになりやすいので、倒れにくい場所・猫が側に寄れない場所で使いましょう。

また上に給湯ボタンがあるものは、猫が踏んでお湯を出すかもしれません。くれぐれもロックは忘れないように。

4.ストーブ

石油ストーブは触ればやけどをしますし、触って安全なファンヒーターでも、吹き出し口に長時間いれば後述する低温やけどを起こします。

ストーブを使う時は猫が安易に近寄れないよう、ストーブガード(子どもが近寄れないようにするための柵)を利用するといいでしょう。

5.電気コード

噛んで電線が露出したり、差込み部分を舐めたりすると口をやけどすることがあります。

感電死の危険もありますので、コード収納ボックスやコードカバーを利用して猫が遊べないようにしましょう。

寒い季節の低温やけど

コタツの中の白黒猫

「低温やけど」とは体温より少し高めの温度(40~50℃)に長時間触れてできるやけどのこと。病気や高齢で寝ている時間の長い猫ができやすいといわれていますが、元気な猫も油断できません。

しかも低温やけどは初期は見分けがつきにくい上、毛があるために発見が遅れて重症化しやすいのが特徴です。

6.ホットカーペット

いつもホットカーペットにいる猫が、お腹をしきりに舐め始めたら要注意。低温やけどを起こしているかもしれません。

猫のためには暖かくて居心地のいい猫ベッドを用意するのが1番です。ペット用のホットカーペットもありますので、そちらに誘導するのもいいですね。

7.カイロ・湯たんぽ

猫ベッドに入れて使うことの多いカイロや湯たんぽも、低温やけどの温床です。

カイロ・湯たんぽは長持ちさせるために温度がかなり高めです。使う時はタオルを巻き付けて、じんわりとした暖かさに調節しましょう。

8.電気毛布・コタツ

やけどはもとより脱水症状や熱中症の危険もあるのであまりおすすめできません。特に猫が潜りがちな電気掛け敷毛布は使わないようにしましょう。

コタツは、スイッチを入れるのはよほどでなければ飼い主さんのいる時だけに。そして出入り口を設けて閉じた空間にしないことや、時々のぞいて様子を確かめるなどの気配りを忘れないようにしましょう。

まとめ

むぎ♂ / 雑種(ミックス) / 4.8kg

好奇心が強くて暖かいところを良く知っている上、流しに飛び乗る身軽さを持つ猫と一緒に住むと、なかなか気が抜けません。

猫のやけどはなかなか治りにくいものですし、ひどくなると命に関わります。

また低温やけどは高齢になるほどなりやすいもの。時折危険アイテムを見直して、猫をやけどから守りましょう。

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