猫を不機嫌にさせてしまう行動を把握しておこう!

猫は不機嫌になると「シャー!」「ウー!」といった声で威嚇をしたり、攻撃をしてきたりします。
もし、愛猫が飼い主さんに向かって不機嫌な態度を見せることが多いのであれば、何が原因になっているのかまずは調べる必要があります。
今回はよくある飼い主さんのNGな行動の具体例や、猫を不機嫌にさせないための対策を紹介していきましょう!
1.猫に対してしつこく触ったり追いかけ回す
猫が嫌がったり逃げようとしているのに、しつこく触ろうとしたり、追いかけ回すと不機嫌になってしまう猫が多いです。
猫に好かれたいのであれば、猫の様子を伺いながらスキンシップを図るのが大切といえます。
「少しでも嫌がる素振りを見せたら触るのをすぐにやめる」「基本的に飼い主さんからは追いかけず、猫のほうから近寄ってくるのを待つ」といったスタンスで、猫と触れ合うようにするのがポイントです。
2.大きな音や声を頻繫に出す
大きな音や人間の大声を聞いて怖がってしまう猫はとても多いです。
猫は人間の何倍も耳が良いため、人間にとっては大したことないボリュームの大声や物音が猫のストレスになってしまうことがあります。
猫の近くで大声や大きな物音、楽器の音などを出さないように注意しましょう。
3.猫の行動の邪魔をする
猫が眠っているのに叩き起こしたり、猫がくつろいでいるのに別の場所に移動させようとしたり…といった猫の行動の邪魔をするのも、不機嫌の原因になりやすいです。
人間も、自分の行動を他人に邪魔されたらイラッとしてしまうことがありますよね。それと同じで猫も邪魔をされたら怒ってしまう傾向にあるのです。
イタズラをしたり、猫が危険な行動をとろうとしていないのであれば、自由に行動させてあげるのがおすすめといえるでしょう。
4.猫の要望に応えようとしない
ごはんを欲しがったり、ドアを開けて!と訴えたり、構ってほしいと訴える等、猫は飼い主さんに対してさまざまな要望を伝えてくることが多いです。
そのような猫の要望を完全無視したり、猫の要望に合ってない行動をとってしまうと、不機嫌になってしまうことがあります。
ただし、しっかりとごはんを食べているのに過剰におやつを欲しがってきたり、危険なものが置いてある部屋のドアを開けて!と訴えている場合など「単なるわがままを訴えているケース」もあると思うので、猫の要望のままに動けばよいというわけではありません。
猫が飼い主さんに向かって何かを要求しているようであれば、猫にとって安全な範囲で、適切に対応してあげるのが好ましいです。
まとめ

愛猫を不機嫌にさせるような飼い主さんの行動が続いてしまうと、猫との関係がとても悪くなってしまったり、ストレスが溜ってなかには体調に影響が出てしまう子もいます。
できるだけ猫が不機嫌にならないように、猫のことを気遣いながら接してあげるのが好ましいといえるでしょう。