猫が少食になるのはなぜ?理由と対策を徹底解説
ある日突然、愛猫がごはんを残すようになったり、少しずつしか食べなくなった場合、大きく4つの理由が考えられます。
猫の様子や最近の環境の変化なども考慮しながら、愛猫がどのケースに当てはまるか観察することによって適切な対応も変わってくるので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
1.ごはんの味やにおいや形状が嫌いだから
つい最近新しいキャットフードに切り替えをした場合は、そのキャットフードの味やにおい、形状が気に入らなくて少食になっている可能性が考えられます。
以前まで与えていたキャットフードを与えてみて、バクバクと食べるようであれば、新しく切り替えたキャットフードに原因があると考えてよいでしょう。
このようなケースに当たるのであれば、まずは「以前与えていたキャットフードから新しいキャットフードに徐々に切り替えていく」ということを実践してみるのがおすすめです。
急に新しいキャットフードを与えるのではなく、最初は慣れさせるために「今までのキャットフード8割、新しいキャットフード2割」くらいの割合でお皿に盛りつけてミックスした状態で与えてみてください。
また、キャットフードの形状が気に入っていないようであれば、今までのと同じ固さや大きさのものをチョイスして与えるのがよいでしょう。
2.ごはんを入れている食器が嫌いだから
猫はごはんの味やにおい形状だけでなく、ごはんを入れている食器にも非常に敏感です。
食事中にひげが食器に当たっていたり、頭を思いっきり下げた体勢じゃないと食べられないような場合、食べる姿勢が辛くて最後まで食べきれないのかもしれません。
そのような時は、猫が食べやすい姿勢でいられるような食器に変えてあげるのがよいです。
ペットショップなどで売っている”猫にぴったりな高さの食器や食事用の台”などを設置してあげるのもおすすめですよ!
3.リラックスできない環境で食事をしているから
猫にとって嫌なにおいがする場所やガヤガヤとうるさく落ち着けない場所で食事をしないといけない場合、それが大きなストレスになって少食になってしまうこともあります。
「最近猫の食事の場所の環境を変えた」という場合は、その場所が本当に猫にとって快適なのか見直すことをおすすめします。
ひとりでゆっくりと食事ができる場所や、お気に入りの物が置いてある場所などを、猫の食事スペースとして確保してあげるとよいでしょう。
4.病気のせいで食べられなくなっているから
「ごはんの味やにおい、形状も気に入っているようだし、食器や食事場所も問題なさそう…」「からだや行動に異変が見られる」といった場合は、体調不良のせいで少食になっていることも考えられます。
ごはんをすぐに吐いてしまったり、排泄物に異変があったり、あきらかに元気がなさそうであれば、できるだけすみやかに病院へ連れていきましょう。
早めに獣医さんに相談することによって、病状が進行する前に治療を行うことができますし、症状の改善も早くなります。少しでもおかしいと感じたら病院にいくことをおすすめします。
まとめ
猫が少食になる原因は色々考えられます。食事の内容や食事中の環境などをしっかりと見直し、改善することによってあっさりと解決するケースも多々あるので、まずは愛猫の様子を観察しながらそれに合った対策をとってみましょう。
また、体調不良のせいで少食になっているのであれば、早めに動物病院に連れていくようにしましょう。