猫にこたつを使う際の注意点
冬はこたつが恋しくなりますよね?こたつを楽しみにしているのは猫も同じです。ぬくぬくと温まるこたつには、猫も人も癒されます。
でも、ちょっと待って!使い方を誤ると愛猫を危険に晒してしまいます。今回は、猫がこたつを使う際にやめてほしい危険行為を3つご紹介いたします。
NG行為その1.「あまり様子を見ない」
低温設定にしているからといって、油断はできません。こたつの中で寝入ってしまった猫は、しばらく起きないことがあります。
これが脱水や熱中症の原因になってしまいます。愛猫がこたつに侵入したら、こまめに様子を見に行きましょう。もちろん留守中は電源を切りましょう。万が一に備え、コンセントを抜くことをおすすめします。
NG行為その2.「穴が塞がっている」
こたつには酸欠のリスクがあります。その理由は、穴が塞がることによる密閉です。本来こたつは足を入れて使用するものです。全身で潜り込むものではありません。
ところが、猫は全身がすっぽりこたつに収まってしまいます。必ず空気が入るように、一部を開けるようにしてください。
NG行為その3.「"つけっぱなし"にする」
猫の皮膚は薄く、低温やけどをしやすい状況にあります。さらに被毛で覆われているため、やけどに気づけないことも珍しくありません。
たとえ最も弱い設定にしていても、猫だけが使用している場合は早めに電源を切りましょう。"つけっぱなし"は安全面でNGです。
猫はこたつで丸くなる?
有名な童謡の中に「猫はこたつで丸くなる」という歌詞が登場します。猫は寒さが苦手であることを象徴していると思われますが、本当に丸くなるのでしょうか?
実は違います。猫はこたつで丸くなりません。実際にはこたつの中で伸びています。猫が丸くなるのは寒さから身を守る手段なので、温かいこたつの中では丸くなる必要がありません。
愛猫がこたつでよく伸びていることも、観察のポイントでしょう。愛猫が炬燵の中で伸びていたら、それは十分に体があったまったという証拠。怪我や病気を予防するために、伸びていたら電源を落とすように心がけましょう。
まとめ
寒さを凌ぐ手段として、こたつは猫たちに人気があります。こたつで癒される愛猫に、こちらも癒されるでしょう。
くれぐれも、間違った使い方には気をつけてください。脱水や熱中症、やけどなど思わぬ怪我や病気を引き起こしてしまうことがあります。安全面に配慮して、今年もこたつに癒しを求めましょう。