猫の年齢の秘密
猫は1歳で骨格がほぼ完成し、体の機能もほぼ出来上がる為そこで成長が止まります。人間と比べると成長のスピードはとても早く、気が付けば(人間で例えると)「この子ももう三十路・・・。」なんてことも><
ご存知の通り、猫も年を取ればとるほど病気の可能性も高くなり、見た目もそうですが臓器などの見えない部分もどんどん弱っていきます。
猫の寿命は年々伸びていると言われていますが、20歳まで生きてくれる猫はまだまだ少なくとっても稀ですよね。
そこで今回は猫の成長のスピードを知り、人間に例えるのと何歳なのかを知ることで愛猫の健康サポートにつながると考えました。愛猫に長生きしてもらうためにも、猫の年齢ごとに注意するべきポイントを押さえておきましょう!
猫の年齢を人間に当てはめる
調べてみると、何と計算式があることが分かりました。
18+(猫の年齢-1)×4=人に例えた年齢
では、この計算式を用いて実際に5歳までを見てみましょう。
- 猫の年齢:1歳=人間の年齢:18歳
- 猫の年齢:2歳=人間の年齢:22歳
- 猫の年齢:3歳=人間の年齢:26歳
- 猫の年齢:4歳=人間の年齢:30歳
- 猫の年齢:5歳=人間の年齢:34歳
ご察しの通り、猫は人間の4倍のスピードで老化していることが分かります。
この計算でいくと、猫の10歳では人間に当てはめても54歳程度で、まだまだ元気でいてもらいたい年齢ですが、猫が11歳の時は人間に当てはめると58歳、猫が12歳を迎えると人間でいえば何と62歳。
猫が15歳まで生きれば人間でいうと74歳で、更には20歳まで生きる猫ちゃんは人間で例えるなら94歳と、ものすごい長寿なことが分かります。
1歳までの成長スピード
1歳まではもう少し早いスピードで成長していて、
猫:生後1か月=人間:1歳前後
猫:生後2か月=人間:4~5歳前後
猫:生後3か月=人間:6~7歳前後
と言われています。生後6か月では人間に当てはめるとあっという間に13歳~14歳だそうで、猫は早い子なら発情期を迎える時期だと言われています。
猫の年齢ごとに注意したいポイント
猫の成長段階は、
- 成長期(生後6か月まで)
- 少年期(7か月~2歳)
- 青年期(3~6歳)
- 壮年期(7~10歳)
- 中年期(11~14歳)
- 高齢期(15歳以上)
と分けられていますが、高齢猫と言えば7歳くらい(人間で例えると42歳ほど)からの猫のことを表しますよね。
成長段階から見ると15歳以上が高齢猫だと思われがちですが、人間でも高齢と言われる前から、足腰や臓器、歯などの体全体が弱くなり始めます。
私の父母を見ていると、40歳を超えたあたりから体のあちこちを痛がるようになったり、脂肪が付きやすくなったりと体はどんどん老化しています。それを考えると猫の7歳は、人間でいえば42歳前後ですから、体が弱り始めると言われれば妥当な年齢だと言えます。
では、高齢猫になるにつれて注意するべきポイントを見ていきましょう。
猫の高齢化
猫も高齢になると
- 太りやすくなる、又は痩せやすくなる
- 歯がボロボロになる、歯肉炎になるなどの口内トラブルが起こりやすくなる
- 粗相をしやすくなる
- 毛並みが悪くなる
- 運動神経が悪くなる
- 夜泣きが始まる場合がある
- 食欲がなくなる、動きが悪くなる
などの様々な変化が起こります。猫は自分で健康管理が出来ませんから、サポートしてあげられるのは飼い主さんしかいません。
猫が高齢になるにつれて、日頃のエサの管理、ボディチェック、そして1か月おきの定期健診をオススメします。
まとめ
いつまでも元気でいてもらいたい!という、飼い主さんの願いを叶える為にも、愛猫の人間に換算した年齢を把握し、人間に例えながら健康管理をしてあげると良いかと思います。
猫はものすごい速さで老化してしまいますので、時が過ぎるのはアッという間。できるだけ猫の過ごしやすい環境で、幸せな日々を送らせてあげるのが飼い主さんの務めですね♪
40代 女性 さつき
人間よりも早い成長なので、寿命も短いですが、病気にかかりやすい年齢になってきたら分かりやすいですし、役に立ちますね。猫ちゃんが年をとりだすと、人間の年に換算するのが寂しくなるときがありますが、現実なので仕方がないですね。大切にしてあげたいと思います。
40代 男性 匿名