愛猫の死後にやるべきこと
いずれやってくる愛猫とのお別れについて、少し考えてみませんか?愛猫との突然の別れによってペットロスを経験する人も少なくはありません。
ペットロスについて↓
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私も愛猫が死んでしまった時、正直その後どうして良いのかわかりませんでした。しかし、死んでしまった愛猫を、そのまま部屋に置いておくわけには行きません。
今回は愛猫が死んでしまった時、我が家で行ったことを順番に分かりやすくまとめました。
死後の愛猫を入れる『箱』を用意する
まずは箱を用意しましょう。愛猫がよく入っていたケースでも良いですし、段ボールでも問題ありません。我が家では、フタが付いているタイプの段ボールを用意しました。
その後、愛猫とのたくさんの思い出を家族で話しながら、みんなで体を綺麗に拭いてあげました。綺麗に拭いてあげたら、段ボールに愛猫がいつも使っていたタオルケットを敷き、体が痛くならないようにして、バスタオルで体を包み段ボールに入れてあげました。その時、お花も一緒に入れてあげました。大好きだったオモチャも。
そして、死んでしまった動物はあっという間に腐ってしまいます。そのため、保冷剤も一緒に中に入れておきましょう。
愛猫とのお別れが済むまで、しっかりとケアしてあげる事が重要です。
愛猫の埋葬方法を選ぶ
愛猫の埋葬方法としては2種類の方法が考えられます。1つ目は火葬、2つ目は土葬です。
どちらを選ぶも飼い主さんの自由ですが、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
火葬
メリット
しっかりと焼いて貰えて、骨だけもらうことが出来る。今は死んでしまった猫を迎えにきてくれ、骨になったらまた届けてくれるという”送迎車”なんかもあるそうです。
デメリット
料金が高め。骨をもらわなくても良い、ほかのペットとの合同葬で良い、という場合、私の地域では3万~5万が相場。
しかし、猫の骨が収められているお寺にはその先一生供養代として1万~2万毎年収める、という場所が多かった。
自分の猫1匹だけの火葬にし、骨をもらう、ということであれば相場は5万~8万円程。しかし地域により全く違う傾向がある為注意。
土葬
メリット
お金もかからず、毎日好きな時間に手を合わせられる。すぐそばに愛猫がいるという安心感が得られる。
デメリット
埋める土地はあくまでも自分の所有地でなければ埋められない。穴を掘るのが大変。腐敗臭がしてしまう場合も。
選択は飼い主の自由
それぞれのメリット、デメリットを記載しましたが、あなたはどちらを選択しますか?私は火葬し骨にしてもらうことを考えましたが、引き取りまでに数日かかると言われたこと、そして合同葬しか空きが無かったことから、祖母の家の庭に埋めさせてもらいました。
その時に注意したことは、腐敗臭防止・ほかの動物に掘り起こされるのを防ぐ為、なるべく穴を深く掘ること(50センチ以上が望ましい)、そしてできるだけ早く土にかえられるように、タオル等に包んで埋めること。
プラスティック容器やビニール袋に入れたまま埋めてしまうと、いつまでも土に還れなくなってしまいますので、注意しましょう。
このほかにも、立会い葬といって愛猫の火葬に立ち合い骨を拾うこともできる方法もあります。
まとめ
愛猫の死については、考えたくないという人が多いと思います。
しかし、飼い主の私たちが焦っていたら、愛猫も安心することが出来ません。いずれ来てしまう別れについて考えてみるのも良いかもしれませんね。どうするべきか知っておくことで、パニックにならずに愛猫の死を見届けることが出来ます。