保護猫さんのために作った物
家にあった廃材と麻ヒモを使って、超簡単で節約できる爪とぎを作ってみました!爪をとぐことは猫さんにとって当然の行為なので止めることはできません。でも、気を付けないと家中の壁や家具が爪とぎの犠牲になるので、爪とぎはいくつか用意しておきましょう。
猫さんは好き嫌いがはっきりしているので、爪とぎに限らずおもちゃやフードなども好みがあるように感じます。嫌いな物は何があっても手は出さない子も少なくありません。そこで、今回は手作りの爪とぎを作りましたが、気に入ってくれるのか不安ですが反応が楽しみです!
爪とぎを作るための材料
- 廃材(サイズは猫さんに合わせてください)
- 工具(ヒモを通す穴をあけるため)
- ワイヤーネット
- 麻ヒモ
爪とぎの作り方
1. 板に麻ヒモを巻き付ける
板に麻ヒモを巻き付けていきますが、その際に緩みがでないようにきつく巻いていき、何重にも巻くことがポイントです。きつく巻ければボンドなどで接着しなくても大丈夫です。
2. 板の上下に穴をあけて紐を通しワイヤーネットに固定する
麻ヒモを巻き付けた板の上下に、工具を使ってヒモを通す穴をあけます。そこに麻ヒモを通したらワイヤーネットに固定します。今回はケージに固定するために家にあったワイヤーネットを利用しましたが、代用品があれば何でも大丈夫です。
3.完成!
上記のように出来上がれば完成です!今回は保護猫さんのケージに立て掛ける用にワイヤーネットに爪とぎを固定してみましたが、立て掛けず床などに置いてもいいと思います。
保護猫さんに爪とぎを作ってみた結果!
こちらの保護猫さん、保護した当初はぬいぐるみかと思うほど怖がりで身動きしませんでしたが、現在はとても甘えん坊になりました。
しかし反面とても元気すぎる面もあり、市販の爪とぎもすぐにダメにしてしまいます。今回手作り爪とぎを目の前にして「これは何だ?」とばかりに近づいていきました。好奇心旺盛なので、初めての物にも躊躇なくいくのでどうなるのかとても楽しみです。
結果は、残念ですがちょっとサイズが小さかったようであまり気に入ってもらえなかったです。ただ、ワイヤーネットの位置をもう少し上にあげると試してもらえるかもしれないので、後ほど位置の調整を行ってみたいと思います。
今回は成功とはいきませんでしたが、失敗も今後の参考にすることが出来るのでやっぱり手作りは楽しいです。
まとめ
どの家庭でも家の中を意識して見まわしてみると、意外に使えそうな物がゴロゴロしています。今回は捨てるはずだった廃材を利用して爪とぎを作りましたが、気づかなければそれはただのゴミとして出されていました。ちょっと工夫してあげると飼い主さんお手製の世界に一つしかない宝物が作れてしまいます。
捨てる前に、これで愛猫たちに何か作ってあげられないかな?と考えると意外にアイディアが浮かんでくるものです。多頭飼いの飼い主さんや手作りを楽しみたい方にお役に立てれば嬉しいです。