大きい猫種4選!魅力や飼う時の注意点まで

大きい猫種4選!魅力や飼う時の注意点まで

いろいろな猫種を見てみると実にたくさんの特徴をもつ猫がいますよね。足の短い猫や毛がほとんどない猫、小ぶりな猫もいればとても大きな体格をしている猫もいたりします。今回はたくさんいる猫種の中から体の大きい猫種を4種ご紹介していきます。存在感バツグンの大きさと愛らしい姿をあわせ持つ猫を見てしまうと、あなたもその魅力にハマってしまうこと間違いなしといえるでしょう!

1.メインクーン

女性に抱っこされる大きなメインクーン

原産国:アメリカ
体重 :オス約8kg 
    メス約5kg

大きな猫種といえば、なんといってもメインクーンは外せません。まさに大きな猫の代表格となり大きな子だと…なんと!頭の先からしっぽの付け根までの体長が120cmを超えるそうで、世界一体の長い猫としてギネス認定されている子もいたりします。

そんなとても大きなメインクーンはフレンドリーな性格をしている傾向にあり、知能も高いのでしつけがしやすい猫として知られています。

見た目は全体的に毛がフサフサで胸元の立派な飾り毛が一際愛らしさを漂わせているのが特徴的といえるでしょう。わりと運動が大好きなので、大きな体でも遊べる広いスペースを確保してあげる必要があります。

2.サバンナ(サバンナキャット)

布団の上に座っているサバンナキャット

原産国:アメリカ
体重 :オス約9kg
    メス約6kg

サーバルキャットとイエネコの交配種として誕生したサバンナも大きな体を持つ猫種となり、外見は足がスラっと細くて長く、体は全体的に筋肉質でスタイリッシュなモデル体型をしています。

まさに名前のとおりサバンナの自然で狩りをしていてもおかしくないほどの、野性味あふれるルックスが魅力的な猫といえるでしょう。そんなサバンナは交配世代によって外見が大きく異なるそうです。

例えば、サーバルキャットの血が濃く残っている交配世代だと野性味溢れる外見や性格を残しやすく、サーバルキャットの血が薄くなるほどイエネコの外見に近づいていくそうです。

サバンナは野性味を感じるルックスをしているので「攻撃的な性格をしているのかな?」と感じやすいですが、実際には人懐っこくて甘えたな性格をしていることが多いそうです。さらに野生の血が濃く残っていますので好奇心旺盛で活発、といった性格もあわせ持っていることが多いみたいですよ。

ちなみにF1~4世代と呼ばれるサバンナはサーバルキャットの血が濃く残っているので、自治体によっては危険な動物として判断され『特定動物』として扱われることがあるそうです。

もしあなたが住んでいる地域の自治体がサバンナを『特定動物』に指定している場合は飼育する際に許可が必要となりますので、サバンナを飼いたいと思った場合は、一度住んでいる場所の自治体に確認するようにしてくださいね。

3.ラグドール

座ってこちらを見つめるモフモフなラグドール

原産国:アメリカ
体重 :オス約8kg
    メス約6kg

『Ragdoll(ぬいぐるみ)』という名前にふさわしい可愛い見た目をしているラグドールは、とても大人しく愛されるのが大好き!という、まさに内外ともにぬいぐるみのような猫種となります。

見た目はメインクーンと似ている部分がありますが性格は全然違うといえますね。おっとりした性格をしていることが多いので子供がいるご家庭でも飼いやすいと人気があるそうですよ。ツンデレな性格よりもデレデレな性格の猫が好きな人におススメな猫種といえるでしょう。

4.サイベリアン

雪の中に座ってみつめるサイベリアン

原産国:ロシア
体重 :オス約9kg
    メス約8kg

ロシア出身となるサイベリアンは筋肉質でしっかりした体型にくわえ、寒い環境に耐えるために脂肪が多めについているという特徴をもった猫種となります。

また、寒さに順応するために被毛の量がとても多いのも特徴的といえるでしょう。なんでも通常の猫は2種類の被毛(ダブルコート)で体を保護しているのですが、サイベリアンの場合は3種類の被毛(トリプルコート)で体を保護しているそうですよ。もしかするとモフモフな猫ランキング第1位の称号を獲得できるかもしれませんね。

そんなサイベリアンの性格は大人しくも少しツンデレな性格をしている傾向にあるそうですよ。また、脂肪とモフモフの被毛を持っているサイベリアンは見た目がふくよかなので、一見「運動するのは苦手なのかな?」と思いきや、実際には筋肉質な身体をしているので運動能力が高くキャットタワーを楽々と上ることができるそうです。

また水を恐れない猫としても知られていたりします。脂肪と被毛が多いサイベリアンは暑さに弱いので、日本で飼うときは暑さ対策をシッカリ行うことが大切といえるでしょう。

大きい猫種を飼うときの注意点

ソファに座っているメインクーン

猫用品は頑丈なものを用意しよう

大きな猫はその体格に見合うだけの体重があります。さらにキャットタワーや家具の上などにジャンプした場合、着地したときに少なからず衝撃が加わることになります。

つまりキャットタワーや家具が壊れやすいものだと、猫の体重や衝撃によってすぐ壊れてしまう可能性が高く、猫がケガをしやすくなってしまうので、できるだけ頑丈なものを用意する必要があるといえるでしょう。

また、キャットタワーは固定しないでただ置くタイプのものを使ってしまうと、大きな猫が飛び乗ったときに転倒してしまう危険性がありますので、猫が飛び乗るキャットタワーなどは突っ張り棒で固定できるタイプのもの選ぶようにしてくださいね。

広いスペースを用意してあげる

狭い部屋で大きな猫を飼うと遊んでいるときに体をぶつけたり、運動しにくいと感じてストレスを溜め込んだりしやすいので、広いスペースを用意してあげることが大切となります。

さらに大型猫はトイレや寝床、キャットタワーなどの猫用品のサイズが通常のものよりも大きくなりますので、そういった意味でも広い場所を用意する必要があるといえるでしょう。

まとめ

撫でられて気持ちよさそうなメインクーン

大きくて愛らしい大型猫は、基本的に穏やかな性格をしているので基本的には飼いやすいといえます。ただ大きな猫が快適に暮らすためには大きくて頑丈な猫用品、そして広いスペースを用意してあげることが重要となります。

ですので、大きな猫を家族に迎えたい場合はまずご自宅で体の大きな猫が快適に暮らせるかどうか確認し、問題ないと判断できましたら家族に迎えてあげると良いと思いますよ。大きい猫と一緒に幸せな時間を過ごせると良いですね。

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