叱られた後、猫はどのように感じている?

叱られた後に反省する猫もいれば、全く反省しない猫、逆ギレする猫など、反応は猫によってさまざまといえます。
叱られたことに対して猫は一体どのように感じているのか、よくある”猫の態度”を具体的に挙げながら、紹介していきます。
1. 逃げようとする

飼い主さんに叱られた後に、逃げようとする猫は「なんだか気まずいから飼い主さんと距離をおこう…」と感じている可能性が高いです。
叱られたことに対して、なんとなく罪悪感を感じているからこそ、このような態度をとるのかもしれませんね。
2. 攻撃的な態度をとる

叱ってきた飼い主さんに対して「シャー!」といった威嚇の鳴き声をあげたり、猫パンチやキックなどの攻撃をしてきた場合「なんかよく分からないけど、飼い主さんに喧嘩を売られた!」と感じている可能性が考えられます。
叱られた理由をよく理解できておらず、飼い主さんがいきなり攻撃してきた…!と猫に認識されているのかもしれません。
3. 爪をとぐ、毛づくろいをする、舌をペロンとする

叱られた後に爪をといだり、毛づくろいをしたり、舌を出してペロペロとしている場合、叱られたストレスを緩和しようとしている可能性があります。
猫は大きな声や物音が苦手な生き物です。なので、大声でいきなり「ダメでしょ!」「コラっ!」と言われたことに対して、ストレスを感じてしまう子もいます。
4. イカ耳になる、にらみつけてくる

イカ耳になったり、飼い主さんをにらみつけてくる場合、叱られたことに対して不満を感じているのかもしれません。
「なんで怒られないといけないんだ…」「なんだかよく分からないけど、飼い主さんにいきなり攻撃的な態度をとられた…」と感じている可能性が考えられます。
5. 目をそらそうとする

飼い主さんが目を合わせようとしているのにそらしたり、猫が顔をそむける場合、叱られたことに対して不満はあるものの「飼い主さんの言うことには従わないと…」と感じている可能性があります。
完全に反省している…というわけではないけど、飼い主さんには敵わないと思っているのかもしれませんね。
6. 甘えているような態度をとる

スリスリと体を飼い主さんにこすりつけてきたり、お腹を見せてゴロンと寝そべっている場合は、そもそも「悪いことをした」と感じていない可能性があります。
それよりも飼い主さんに甘えて、自分の気持ちを満足させたい…!と感じているのかもしれません。
まとめ

今日のねこちゃんより:ノキア♂ / 3歳 / キジシロ / 5.8kg
叱られた後の猫の態度は、猫によって大きく異なります。なかには叱られたことがよく理解できていない子や、叱られたことが大きなストレスになってしまう子もいるので、愛猫の態度に合わせて、飼い主さんの叱り方やいたずら防止策を考えてみるのがおすすめです。